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読書も遅れ気味

 5月13日(水)   「剣岳 <点の記>」     新田次郎著(文春文庫)

 日露戦争直後、前人未踏といわれ、また、決して登ってはいけない山と恐れられた北アルプス、
劒岳山頂に三角点埋設の至上命令を受けた測量官、柴崎芳太郎。器材の運搬、悪天候、地元の反感など
様々な困難と闘いながら柴崎の一行は山頂を目ざして進んでゆく。
そして、設立間もない日本山岳会隊の影が。山岳小説の白眉といえる。(文春文庫裏表紙から)

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 5月18日(日)  「サルガッソーの広い海」   ジーン・リース著(河出書房新社)

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 西インド諸島出身の作家が描くもう一つの「ジェイン・エア」
イギリス紳士と結婚したジャマイカ生まれの女は、なぜ狂ってしまったのか。帝国の辺境に生きた作家が、感傷を排した文体で語り直した「本当の」物語。映画化。
奴隷制廃止後の英領ジャマイカ。土地の黒人たちから「白いゴキブリ」と蔑まれるアントワネットは、イギリスから来た若者と結婚する。しかし、異なる文化に心を引き裂かれ、やがて精神の安定を失っていく。植民地に生きる人間の生の葛藤を浮き彫りにした愛と狂気の物語(『サルガッソーの広い海』)。

 二つのこと(太字)が気になって読んでみたくなった。「アルトォーロの島」(E・モランテ)ともだぶったり、何とも不思議な小説であった。

 6月13日(土)   「槍ヶ岳開山」  新田次郎著(文春文庫)

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 百姓一揆にまきこまれ、過って妻のおはまを刺殺した岩松は、国を捨てて出家した。
罪の償いに厳しい修行をみずから求めた彼を絶え間なく襲うのは、おはまへの未練と煩悩であった。
妻殺しの呵責に苦しみつつ、未踏の岩峰・槍ヶ岳初登攀に成功した修行僧播隆の苛烈な生きざまを、
雄渾に描く長編伝記小説。。(文春文庫裏表紙から)

 新田次郎の本は昔たくさん読みましたが、その魅力を再確認することができました。
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映画は月に1本だけ

 4月26日(日)      「グラン・トリノ」

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 前作「チェンジリング」に続いての監督兼主演作であるこの「グラン・トリノ」を作り、次の監督作「ヒューマン・ファクター」の撮影に入ってるという。1930年生まれで79歳になろうとしているのに凄いというしかない。イーストウッドは筋金入りのジャズファンで作曲もすることは知っていた。この映画ではラストで自ら歌う場面まである。

アメリカに暮らす少数民族(=モン族:中国を起源とする山岳民族、アメリカ移住にはベトナム戦争が
大きく関わっているいう)を、温かな眼差しで見つめた物語が胸を打つ。
主人公と友情を育む少年タオ役のビー・バン、彼の姉役のアーニー・ハーなどほとんど無名の役者を
起用しているにも関わらず、どんな端役までも行き届いたきめ細かな演出がイーストウッドの真骨頂だ。

イーストウッド演じる主人公は、元軍人でデトロイトのフォード自動車工場を退職した老人ウォルト。
息子二人や孫から見れば、偏屈で頑固な変わり者。日本車のセールスをしている息子との対比が興味深い。
 
 5月24日(日)    「この自由な世界で」

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 一人息子のジェイミーを両親に預けて働くシングル・マザーのアンジー。仕事がうまくいったら息子と一緒に暮らすつもりで、思い切って自分で職業紹介所を始める。外国人の労働者を企業に紹介する仕事だった。

 必死にビジネスを軌道にのせるアンジーだが、ある日不法移民を働かせる方が儲けになることを知る。そして、彼女は越えてはいけない一線を越えてしまう。そして事件は起こった…。

 この作品で印象的だったのが、父親の娘を気遣う立場(=監督)です。自分が仕事一筋の労働者だった。シングルマザーが必死に生きていく姿、そして更に働くこと(労働環境を含めた)を深く考える映画だった(=右の画像)。

佐渡の山を縦走

5月9日(土)      ドンデン山荘~金北山~白雲台

 佐渡島は沖を流れる対馬暖流の影響で、冬は暖かく、夏は涼しい。千メートル級の山では通常見られない高山植物が分布する。今回登った大佐渡山脈一帯では300種以上の花が咲くと言われてます。出発地点が900mであるので、ザレ場や高木帯を交互に、アップダウンを繰り返すことで高度を上げていく。東に両津湾と加茂湖、西に外海府の海原を眺めながら進む。

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 いろんな花が咲いてました。カタクリ、ユキワリソウ、ヒトリシズカ、シラネアオイ、サンカヨウ、アマナ、エンレイソウ・・・。上2枚はシラネアオイで。正面から撮るのが難しいです。右のはこれから咲くもの。下は久しぶりに見たユキワリソウ(=オオミスミソウ)とアマナです。

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 この日、登山の大会が行われていた。集団と風景を載せておきます。途中、金北山手前の雪と急登に少し参りました。あと、金北山からの防衛省管理道路の砂埃りも長かった。

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ひと月前と比較

5月5日(火)   菱ヶ岳~五頭山   ピンクは4月のコース   緑が今回のコース

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  小屋のマーク地点の比較、ピンクと緑の重なる右側(一の峰)での比較。ちょっと不思議な感じです。季節が変わってもまた違ってくるのでしょう!

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  菱ヶ岳への道での様子(左:急登とブナ、右:水場も雪多し)、稜線歩きの写真(左:菱ヶ岳山頂から、右:変わった標識)を載せておきます。

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映画の原作本

 4月22日(水)  「アルトォーロの島」   エルサ・モランテ著

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 1960年代に邦訳が出た時、『アルトォーロの島』はこういうタイトルではなかった。その頃に公開された映画の方に合わせて『禁じられた恋の島』となっていた。これでも間違いではない。主人公のアルトォーロにとってヌンツィアータはたった二歳の年の差とはいえ継母であり、恋してはいけない相手である。だから、映画ならばこのタイトルでもいいだろう。
 しかし小説の方はやはりどうしても原題のとおり『アルトォーロの島』でなければならない。ここで「禁じられた恋」は物語の要素の一つであって、決してすべてではないからだ。
これはまずもって「アルトォーロ」と「島」の物語である。(池澤夏樹)

 映画は観てないのですが、カルロ・ルスティケリの音楽は有名で昔の映画音楽のCD(レコード)で聞くことができた。画像は少し捜して見たのですが、ビデオもないみたいで残念です。

 「ナポリ湾の小島で、自然を友とし野生児のように暮らす少年アルトォーロ。不在がちな父の帰りを待ちわびる彼だったが、ある日突然、父が新妻を連れて島に戻ってくる。最愛の父に寄り添う彼女に少年は激しい反感を覚え、幸福な日々は軋み出す・・・」

 アルトゥーロ自身が回想物語は、少年の日の情景と島の美しい風景です。島での古風な暮らしは現実離れして、神話のような楽園喪失の物語。父と息子、父と祖母、会ったことのない母、継母との関係にゆれる少年の心象が濃密に描かれたステレーガ章に輝いた傑作を新訳で読む。

   5月1日(金)  「イラクサ」  アリス・マンロー著

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 旅仕事の父に伴われてやってきた少年と、ある町の少女との特別な絆。30年後に再会した二人が背負う、人生の苦さと思い出の甘やかさ(「イラクサ」)。孤独な未婚の家政婦が少女たちの偽のラブレターにひっかかるが、それが思わぬ顛末となる「恋占い」。そのほか、足かせとなる出自と縁を切ろうともがく少女、たった一度の息をのむような不倫の体験を宝のように抱えて生きる女性など、さまざまな人生を、長い年月を見通す卓抜したまなざしで捉えた九つの物語。長篇小説のようなずっしりした読後感を残す大人のための短篇集。

 アリス・マンローは、人気・実力ともに、カナダを代表する作家の一人である。数年おきに発表される短編集は、カナダ本国のみならずアメリカやイギリスでも毎回ベストセラーリストの上位にとどまり、さまざまな章を受賞している。この短編集から2つの作品が映画化されたので読んでみることにした。アリス・マンローのおいたちを読むと、厳しい生活を送ってきた頭のいい田舎娘と洗練された裕福な都会の青年との結婚というモチーフが散見される。(あとがきより)

 「クマが山を越えてきた」 :不実な夫の身勝手な独りよがりがあからさまに描かれている。妻を純粋に愛しているこの夫が、思いがけないしっぺ返しを食らうという皮肉な物語。カナダの個性派女優サラ・ポーリーの初の長編監督作品として映画化。製作総指揮はアトム・エゴヤンで、ジュリークリスティー、オリンピア・デュカキス、マイケル・マーフィーが出演。
 
 「恋占い」 :少女のいたずらが平凡な家政婦の人生に思わぬ転機をもたらす、本書の中ではやや軽い、ちょっとコミカルな作品。ワーナー・ブラザーズにより、ジュリアン・ムーア制作・主演で映画化。

 

 
プロフィール

やまさん

Author:やまさん
 趣味はいろいろあるのですが、時間とお金の使い方が巧くいかない。
(時間があるときに限って、お金がなかったり)
映画鑑賞、読書(映画の原作を先に読むことも多い)
登山(ハードな山登りもこなすために日頃のトレーニングで汗をかく)
釣り(防波堤や浜での海釣り)
コンピュータのソフトを使い、書籍や雑誌、切り抜きの整理・・

 気軽に何でも書き込みして下さい(場所も気にしないでいいです)。

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