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かけこみ4作

12月25日(土)       「セラフィーヌの庭」

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 切ないほどに無垢な心と、危ういほどに激しく “描くことが生きること”であった女性画家と、そんな彼女を支えた続けた画商との心の交流を描いた感動作。セザール賞主要7部門独占受賞をはじめ、2009年度ロサンゼルス批評家協会賞主演女優賞、2010年度全米批評家映画協会主演女優賞など、世界各国の映画祭で多数受賞し、フランス本国では大ヒットを記録した。主演は、『アメリ』『パリ、ジュテーム』などで知られる、フランスきっての実力派女優ヨランド・モロー。(作品資料より)
 11912年、フランス・パリ郊外のサンリス。貧しく孤独な女性セラフィーヌの日々を支えていたのは、草木との対話や歌うこと、そしてなによりも絵を描くことだった。ある日、彼女はアンリ・ルソーを発見し、ピカソをいち早く評価したドイツ人画商ヴィルヘルム・ウーデに見出され、その後、彼の援助のもと、個展を開くことを夢見るようになる。そんな中、第一次世界大戦が起こり……。

 小さな映画館で上映されていた。家政婦の仕事などで生計を立てながら、独特の絵を描いていたセラフィーヌ・ルイに興味を持って観た作品。レンタル店で見つけて驚く。自然を愛し、植物から色を創り出し、指をなぞりつけて描く姿に圧倒される。作品の一部を載せておきます。

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12月27日(月)       「運命のボタン」

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 自宅に届けられたたった1つのボタンから始まる驚愕のサスペンス。押すと100万ドルという大金を手にするが誰かが死んでしまうというボタンを渡され、究極の選択を迫られた夫妻たどる運命を描いていく。原作は「アイ・アム・レジェンド」などで知られるリチャード・マシスンの短編で、かつてドラマ「新トワイライト・ゾーン」で映像化されている。そんな作品の長編化に挑んだのは『トニー・ダーゴ』の鬼才リチャード・ケリー。今回も難解かつミステリアスな展開で観客を驚かせる。ノーマを演じたキャメロン・ディアスはラブコメ作品とは異なる演技で新たな魅力を披露。謎の男スチュワードを演じたフランク・ランジェラも存在感を見せている。
 あの短い原作がどう映画化されたのか気になってみたら・・・。全く違う作品と思える! ラストも異なる? 映画のラストは更なる展開も用意されていた(息子が盲目になって‥‥)。映画を見てから原作を読むとがっかりするかもしれません! 私は原作の方がいい。
 

12月28日(火)       「軽蔑」

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 彼女が去ることは破滅を意味する。それが現実になってしまった・・ある日、劇作家のポール(ミシェル・ピッコリ)は、アメリカの映画プロデューサー、プロコシュ(ジャック・パランス)に、フリッツ・ラング(本人)監督の新作「オデュッセイア」の脚本を修正するよう依頼される。打ち合わせの後、ポールは妻カミーユ(ブリジット・バルドー)と共にプロコシュの家に招待され、彼女を気に入った様子のプロコシュの車に彼女だけ同乗させて先に行かせてしまう。その瞬間から、ポールに対するカミーユの態度が一変。ポールの愛は、彼女に拒絶されてしまう。怒りの原因もわからぬままポールは何とかカミーユの愛をつなぎとめようとするが・・。 鬼才ジャン=リュック・ゴダールが描く愛の終焉!ブリジット・バルドー主演で贈る傑作ラブストーリー。

 原色を基調とした鮮烈な映像美、詩的なセリフ、そして何よりブリジット・バルドーの神秘的な美しさが観る者を圧倒する。アルベルト・モラヴィアの原作を読んだので探してみた。エミリア役のバルドー笑うことのない演技は、理由をはっきりさせない話の展開とともに謎である。モラヴィアの実人生を知ると面白さが増す!

  
12月30日(木)       「コッポラの胡蝶の夢」

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 ミルチャ・エリアーデ作の「マイトレイ」を読んでから気になっていた作品。作家というより宗教学者であったエリアーデの「若さなき若さ」の映画化。荘子の思想を表す”胡蝶の夢”に興味を持つ。原作の「エリアーデ幻想小説全集」も気になる。。「若さなき若さ」はトワイライトゾーンのような話だとコッポラは言う。教授である老人が若返り、長年の夢であった「言語の起源の研究」を続ける時間を手にする物語は、ビジネスマンとして成功したがクリエイティブな面でやり残したことがあるというコッポラ自身の欲求を投影しているようだ。

 1930年代のルーマニアを舞台に、突然の落雷によって若さを手にしてしまった言語学者の老人の奇妙な物語を描く。ティム・ロス、ブルーノ・ガンツら重厚な俳優陣と、陰影に富んだ映像、そして先の読めない摩訶不思議な物語に魅了される一作だ。
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2010ベスト・・

山の写真ベスト

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      飯豊(ハクサンイチゲ)        兎岳(クルマユリ&イブキトラノオ)

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     白馬岳(ミヤマダイコンソウ)          火打山(天狗の庭)

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        燧岳(熊沢田代)         朝日連峰(狐穴小屋&以東岳)

 tanigawa2.jpg      takatuma1.jpg  takatuma7.jpg
   万太郎山(茂倉新道)                    高妻山(六弥勒&七観音)

本ベスト

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作家 ベルナール・ウェルベル 「蟻」「蟻の時代」「蟻の革命」とさらに3作品

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作家  ジョン・ハート

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映画ベスト

 音楽家の映画から
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 戦争映画から
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 そのほか
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映画3本

12月19日(日)       「ザ・ロード」

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  コーマック・マッカーシーがピューリッツァー賞を受賞した同名のベストセラー小説を映画化したロード・ムービー。文明崩壊後のアメリカで、人間としての心を失わずに旅を続ける父子の苦難の日々を描く。よき父親を熱演するのは、ヴィゴ・モーテンセン。共演者もロバート・デュヴァルやガイ・ピアースら個性派が集結。ジョン・ヒルコート監督も絶賛のヴィゴの危機迫る演技に、思わずうなる。
 謎の天変地異がアメリカを襲い、ほとんどすべての動植物が死に絶え、文明も消滅。そんな世界に残された父と息子(コディ・スミット=マクフィー)は、ひたすら南を目指して歩き始める。生き残ったわずかな人々が互いを食らうという狂気の中でも父は決して正気を失わず、息子に人としてのモラルを語り続ける。
  子と生き抜くという究極の夢 沢木耕太郎<銀の街から> 朝日新聞 平成22年7月13日

12月19日(日)  「オーケストラ!」

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 ソ連時代の圧政で地位を奪われたロシアの元天才指揮者が、30年後の今、共に音楽界を追われた演奏家たちを集め、ボリショイ交響楽団に成り済ましてパリ公演を行う。そんなあり得ない展開なのに、ぐいぐい引き込まれ、クライマックスの公演では実話のごとく感じられ、深い感動に包まれるユニークな秀作だ。
 それぞれの思いが解き放たれ、ひとつになって飛翔するチャイコフスキーのバイオリン協奏曲は圧巻。疑問や謎が、同時にすべて明かされる演出も見事。監督は、人間の強さを軸に、忘れてはならない国家の罪を振り返り、今のロシアや東欧の危うさを笑い飛ばす。そのうえで、自由な心が集まって生まれる至上のハーモニーを魔法のごとく歌い上げた。
 人気ヴァイオリニスト、ジェケ役のメラニー・ロランがしっとりとした美しさを醸し出す。音楽と感情が一体になったラスト場面は本当に素晴らしい。
     通俗を半歩離れた再起の道 沢木耕太郎<銀の街から> 朝日新聞 平成22年4月13日

12月24日(金)  「ラストソング」

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 ニコラス・スパークス原作のベストセラーをマイリー・サイラス主演で映画化した青春ドラマ。ニューヨークで暮らす女子学生ロニーは、夏の休暇を利用して母親や弟たちとともに別居して疎遠になった父親スティーブの住む米南部の浜辺の街にやってくる。スティーブはなんとかロニーとの関係を取り戻そうとするが……。監督は「グレイズ・アナトミー」などのTVシリーズを手掛け、本作で長編映画デビューを飾ったジュリー・アン・ロビンソン。
 
 『メッセージ・イン・ア・ボトル』、『きみに読む物語』、『奇跡を信じて』(『ウォーク・トゥ・リメンバー』)、『最後の初恋』、そして2010年に『ラスト・ソング』と『きみを想う夜空に』が映画化された。

 原作も映画もほぼ味わっている。いつも話の展開に驚くし、誠実で映画向きなのかな。スパークスは、妻と5人の子供と共に暮らすアメリカ一ロマンチックな夫としても知られています。

小説よりも・・・

12月16日(木)  「わたしは英国王に給支した」 ボフミル・フラバル著

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 いつか百万長者になることを夢見て、ホテルの給仕見習いとなったチェコ人の若者。まず支配人に言われたことは、「おまえはここで、何も見ないし、何も耳にしない。しかし同時に、すべてを見て、すべてに耳を傾けなければならない」。この教えを守って、若者は給仕見習いから一人前の給仕人となり、富豪たちが集う高級ホテルを転々としつつ、夢に向かって突き進む。そしてついには、ナチスによって同国の人々が処刑されていくのを横目で見ながらドイツ人の女性と結婚。ナチスの施設で給仕をつとめ、妻がユダヤ人から奪った高額な切手で大金を手に入れる―中欧を代表する作家が、18日間で一気に書き上げたという、エロティックでユーモラス、シュールでグロテスク、ほとんどほら話のような奇想天外なエピソード満載の大傑作。映画『英国給仕人に乾杯!』(*)原作。

 五章からなる小説は、「これからする話を聞いてほしいんだ」-「満足してくれたかい? 今回はこのあたりでおしまいだよ」という文章が章の前後に置かれているため、五つの連なった物語としても読める。最後の章は、フラバルの<意識下にあるものが最大限に表出さていて>感動的であった。激動の時代に、チェコ人として生きたフラバルの様々な体験からこのような作品が生まれた。1939年、チェコがナチス・ドイツの保護領となった頃、鉄道員としての体験が映画化もされた『厳重に監視された列車』に見ることができると書かれていたのも気になる。さらに、1952年、製鉄所で頭に負傷し長期にわたる入院生活を余儀なくされる。そして、肉体的負担がより少ない古紙回収所で働き始める。そのときの体験が「あまりにも騒がしい孤独」に活かされる。読んでみたくなりました。

 (*) イジー・メンツル監督により映画化され、2008年に日本でも公開された。


12月19日(日)  「マイトレイ」  ミルチャ・エリアーデ著

 インドの大地に身を委ねた若き技師と下宿先の少女が、タブーを超えて惹かれ合う悦楽の神話と、妻の心変わりを察した男の視点で壊れゆく夫婦の関係を緻密にたどったイタリア文学の傑作。
 タブーを超えて惹かれ合う若き男女の悦楽の神話。瑞々しい大気、木に宿る生命、黄褐色の肌、足と足の交歓。インドの大地に身をゆだねた若き技師が、下宿先の少女と恋に落ちる。作者自身の体験をもとに綴られる官能の物語。

 <学位論文のためのヨーガ研究にインドへ旅立ったのがエリアーデが21歳の時。インドに魅了された若い学究はそのシンボルのような女性に恋をする。帰国後、懸賞小説に応募するためにその悲劇的恋愛体験を書く。受賞した作品がベストセラーになったのが26歳の夏だった。><彼はサンスクリット語と哲学をスレンドラナート・ダスグプタの下で研究するために、カルカッタまで船に乗った。ダスグプタは、ケンブリッジ大学を卒業したカルカッタ大学のベンガル人教授であり、『インド哲学史』(全5巻)の著者であった。エリアーデはダスグプタ教授の娘マイトレイと恋に落ち、結婚を望んだが、ダスグプタに反対され実現しなかった。>
 <1972年、コルタカにマイトtレイを訪問したセルジュ・アル・ジョルジュが小説『マイトレイ』のことを説明した。自分が毎晩エリアーデの部屋に通ったなどと書かれていると聞いてマイトレイは激怒したという。だが事情を知るコーカを問い詰めて、彼が隠していたエリアーデのヒマラヤからのマイトレイあての手紙を読み、エリアーデの真意を知り、裏切られたのではなかった、父にだまされていたのだと知る。42年前の過去が鮮烈に蘇った。><異常心理状態に陥ったマイトレイは、それを解消するには小説『マイトレイ』をマイトレイの立場から書き直すしかないと考えた。それがベンガル語で書かれ、1976年に英訳が出た『愛は死なず』である。>

 本の解説やエリアーデのことを調べていて意外な事実などを書き連ねてしまった。

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 12月24日(金)  「軽蔑」  アルベルト・モラヴィア著

 ある日突然、妻の心変わりを察した劇作家志望の男。繕うすべもなく崩れていく夫婦の関係を夫の目から緻密に描き、人生の矛盾と人間の深い孤独を問いかけるイタリア文学の傑作。
 モラヴィアは登場人物のふるまいを綿密に書く。心の動きはちょっとした言葉や手の動きに表れる。小さな行き違いから夫婦の仲が冷えてゆく。妻は夫を軽蔑し、見放し、心の距離は広がる。その過程をこんな風にまざまざと具体的に書ける作家は他にいない(池澤夏樹)

 <モラヴィアは生涯を通じて3人の女性を妻にしたが、最初の妻となったのが作家エルサ・モランテであった。夫婦としての生活を25年過ごした挙句に、結局は離婚するしかなかったのだが、1985年にモランテが死去するまでは、モラヴィアはこの妻の性癖について語ることはなかった。>
 <モラヴィアはモランテを愛し、その作家としての力量は高く評価しているが、その無類に強烈な個性はもてあまし気味、というより文字どおり辟易している。二人の関係は次第に冷えてゆく。こういう状況の中で、モランテに愛人がdきる。相手はイタリア映画界の巨匠、ルキノ・ヴィスコンティである。こうしてモランテは朝になるのを待ちかねるようにしてヴィスコンティの館へ出向いて行き、まるまる一日をそこd過ごして、夜更けて帰宅するという生活が始まる。その時刻にはすでに就寝している夫モラヴィアのベッドの端に腰かけて、モランテはヴィスコンテ邸でのその日の出来事、愛人の情熱のさまを詳細に語って聞かせる。モラヴィアはそれをじっと黙したまま聞いている。>

 「軽蔑」の主人公の一人、リッカルドは、妻の願望に応えるために高額のアパートを買い、その代金を捻出するために心ならずも映画のシナリオを書こうとしている。おして、その仕事のために美しい妻エミーリアを無意識にしても利用しようとし、プロデューサーに対して追従と覚しい態度をとる。それが結局は妻の軽蔑を招く。エミーリアはいっさいの説明を拒む。それを求めて、リッカルドは果てしなく語る。彼は錯乱してるのか、現実が狂ってるかわからなくなり夢想に耽ってるとき、エミーリアはプロデューサーの運転する車の事故で死ぬ。
 何も解決出来ぬまま小説は終わる。上述の事実関係が想像を助けてくれる。幻想の中でエミーリアと和解する場面が印象的でした。

エンジョイ2010年



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1 第三の嘘
2 森の生活
3 マグダレンの祈り
4 ヘヴン
5 人間はどこまで動物か
6 春の数えかた
7 幻影の書
8 星々の生まれるところ
9 昨日
10 昼が夜に負うもの
11 輝ける闇
12 灯台守の話
13 本泥棒
14 コレクションズ
15 親鸞
16 オレンジだけが果物じゃない
17 チャーリーとの旅
18 ホワイト・ティース
19
20 蟻の革命
21 タナトノート
22 われらの父の父
23 星々の蝶
24 荒野へ
25 グローバリズム出ずる処の殺人者より
26 ラスト・チャイルド
27 川は静かに流れ
28 キングの死
29 運命のボタン
30 ブーリン家の姉妹2 愛憎の王冠
31 アフリカの日々
32 一週間
33 リア家の人々
34 自分の感受性くらい 
35 倚りかからず
36 終わらざる夏
37 ザ・ロード
38 終着駅 ~トルストイの死の謎~
39  オモニ
40 巨匠とマルガリータ
41 ああ、なんて素晴らしい
42 ケンブリッジ・サーカス
43 オラクル・ナイト
44 私は英国王に給仕した
45 マイトレイ
46 軽蔑
47 ベッドルームで群論を
48 ベイツ教授の受難

映画

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1 ウェスタン
2 そして、私たちは愛に帰る
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4 ポー川のひかり
5 いのちの戦場
6 ラストコンサート
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8 レールズ&タイズ
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10 白バラの祈り
11 君の涙・ドナウに流れ
12 セントアンナの奇跡
13 ロルナの祈り
14 ヒトラーの最後の12日間
15 ヒトラーの贋金
16 クララ・シューマン 愛の協奏曲
17 マンデラの名もなき看守
18 ディア・ハンター
19 ベロニカは死ぬことにした
20 こわれゆく世界の中で
21 家族の四季
22 フローズン・リバー
23 イントゥ・ザ・ワイルド
24 幸せはシャンソニア劇場から
25 誰がため
26 ラフマニノフ ある愛の調べ
27 カティンの森
28 やさしい嘘と贈り物
29 千年の祈り
30 終着駅 ~トルストイ最後の旅~
31 ザ・ロード
32 オーケストラ!
33 セラフィーヌの庭
34 ラストソング
35 運命のボタン
36 軽蔑
37 コッポラの胡蝶の夢

山行

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1 角田山
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9 五頭山(裏)
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23 常念岳・蝶ヶ岳
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25 火打山
26 燧ケ岳
27 会津駒ケ岳
28 菱ケ岳・五頭山
29 高妻山
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31 茂倉岳、谷川岳、万太郎山
32 朝日連峰
33 松平山、五頭山、赤安山

新宿御苑

12月11日(土)  新宿御苑

 12月とは思えない陽気。ちょっと時間があったのでのんびりとしました。 下から2番目の花はタイワンホトトギスで、少しだけ残ってました。最後の桜はコブクザクラ(子福桜)といいます。十月桜も咲いてました。

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その後の読書まとめて!

11月13日(土)  「母 オモニ」   ( 姜尚中 著)

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 在日として、戦前・戦後を日本で生きてきた、姜尚中親子二代の物語。姜尚中の両親は、日本語の読み・書き・会話もままならないところから、地を這うような苦労をして、異郷の土地で生活の基盤を作ってきました。家族の歴史を振り返ってみれば、日本全体が貧しかった、あの頃が、思い出されます。苦しい時、哀しい時「茶摘みの歌」を唄って明るく乗り越えてきた母。一周忌を終えたとき、遺品の中から見つかったテープは、文字の書けなかった母から息子へのラストメッセージでした。人に薦められた読んだ本でしたが、読後胸に込み上げてくるものがあります。

  「在日」母に重ねた足跡 姜尚中さんが初の小説 朝日新聞平成22年6月25日


12月4日(土)  「ああ なんて素晴らしい」 (ショーン・ウィルシー著)

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 ママの親友だったはずの女に大富豪のパパを奪われ、家庭は崩壊!寄宿学校で待っていたのは、おかしなヤツばかり。僕はイジメに走り、ドラッグを覚え、本当にダメになりかけたんだ…話題の雑誌「McSweeney’s」の辣腕編集者がくぐり抜けた青春の夢と悪夢を描く自伝。

 小説みたいなこのぼくの人生 著者に会いたい 朝日新聞 平成22年1月24日 


12月5日(日)  「ケンブリッジ・サーカス」   (柴田 元幸著)

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 オースターに会いにニューヨークへ、かつて住んだロンドンへ、兄を訪ねてオレゴンへ、ダイベックと一緒に六郷土手へ。柴田元幸初!旅のエッセイ。

      【目次】
   六郷育ち――東京
   僕とヒッチハイクと猿――ロンドン・リバプール
   ポール・オースターの街――ニューヨーク
   少年の旅 ポール・オースターとの対話
   兄とスモールタウンへ――オレゴン
   スチュアート・ダイベックと京浜工業地帯を歩く――東京
   東大・本郷キャンパス迷走中――東京
   あとがき

 旅にまつわるエッセイかという感じで読み始めた。「旅に出ることや誰かと会話することを通じて、過去の自分自身と出会う」とい手法が功を奏していた。そして、私小説的要素をはめ込むことによって、ずっとリアルに柴田氏の心象風景が伝わってきます。

 翻訳家・柴田元幸さん 初の旅エッセーを刊行 朝日新聞平成22年4月5日

12月9日(木)  「オラクルナイト」   (ポール・オースター著)

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 重病から生還した34歳の作家シドニーはリハビリのためにブルックリンを歩き始める。不思議な文房具店を見つけ、そこで買ったブルーのノートに新しい物語を書きだすと…。美しく謎めいた妻グレース、ダシール・ハメットのエピソード、ガーゴイルのように動き出す物語の渦。ニューヨークの闇の中で輝くものを描き出す、感動の長編。


巨匠とマルガリータ

11月28日(日)    「巨匠とマルガリータ」  ブルガーコフ著

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 焼けつくほどの異常な太陽に照らされた春のモスクワに、悪魔ヴォランドの一味が降臨し、作家協会議長ベルリオーズは彼の予告通りに首を切断される。やがて、町のアパートに棲みついた悪魔の面々は、不可思議な力を発揮してモスクワ中を恐怖に陥れていく。黒魔術のショー、しゃべる猫、偽のルーブル紙幣、裸の魔女、悪魔の大舞踏会。4日間の混乱ののち、多くの痕跡は炎に呑みこまれ、そして灰の中から〈巨匠〉の物語が奇跡のように蘇る……。SF、ミステリ、コミック、演劇、さまざまなジャンルの魅力が混淆するシュールでリアルな大長編。ローリング・ストーンズ「悪魔を憐れむ歌」にインスピレーションを与え、20世紀最高のロシア語文学と評される究極の奇想小説、全面改訳決定版!

〈ぼくがこの作品を選んだ理由 池澤夏樹〉
時として小説は巨大な建築である。これがその典型。奇怪な事件や魔術師やキリストの死の事情などの絵柄が重なる先に、ソ連という壮大な錯誤の構築物が見えてくる。この話の中のソ連はもちろん今の日本であり、アメリカであり、世界全体だ。

 30数年前に、集英社から出版されていて読んだ記憶があるし、実際その文学全集を持ってます。若い時に読んだ感想は、理解出来ずでした。モスクワで悪魔が大暴れするという話にイエス・キリストの処刑の話を交えながら、30年代のソビエトの体制を痛烈に批判するという話です。SF的な想像力の豊かさ、物語の楽しさを存分に楽しめる。小説ない小説の妙も味わえる。


ザ・ロード

11月2日(火)     「ザ・ロード」    (C・マッカーシー) 

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 2005年に発表された『血と暴力の国』(扶桑社海外文庫)は、コーエン兄弟によって映画化され(邦題は≪ノーカントリー≫)、2007年度アカデミー賞の作品賞、監督賞、脚色賞、助演男優賞の四冠を獲得する壮挙を成し遂げた。本書はその次に(2006年)に刊行された最新作で、2007年度のピュリッツァー賞に輝き、これまでのマッカーシー作品の中で最大のベストセラーとなった。

 世界は本当に終わってしまったのか? 滅びゆく大陸を漂流する父と子の壮絶な旅路を描く、巨匠の代表作。

 父と子がたどる<ザ・ロード>には野蛮人と化した者たちが出没する。捕まれば息子が何をされるか分からない。父親は息子を守るために鬼になる覚悟を決めていて、脅威となる相手を殺すことも辞さないし、他人を助けることも極力避ける。ところが少年は、破滅後の世界しか知らないにも関わらず、天使のように純真で、自分達は善であり悪と戦っているのだ、という父親の話をまっすぐに信じ、ほかの生存者を助けてあげて欲しいと懇願するのだ。(訳者後書きより)

 C・マッカーシーだから読んでみたくなった作品です。(「すべての美しい馬」、「越境」、「平原の町」など懐かしい!) 核戦争が終わった後の世界が描かれますが、何故かN・シュートの「渚にて」を思い出しました。名前もない主人公の親子の会話から、様々なことを連想させ、考えさせるように書かれている。映画も気になりますが観なくてもいいかな!?

プロフィール

やまさん

Author:やまさん
 趣味はいろいろあるのですが、時間とお金の使い方が巧くいかない。
(時間があるときに限って、お金がなかったり)
映画鑑賞、読書(映画の原作を先に読むことも多い)
登山(ハードな山登りもこなすために日頃のトレーニングで汗をかく)
釣り(防波堤や浜での海釣り)
コンピュータのソフトを使い、書籍や雑誌、切り抜きの整理・・

 気軽に何でも書き込みして下さい(場所も気にしないでいいです)。

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