スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

飯豊(朳差) その2 大熊尾根(続き)

 oishi24.jpg  oishi24b.jpg  oishi24c.jpg
            葉のない紅葉またはきれいでない紅葉  
  
    oishi24a.jpg    oishi25.jpg   oishi26.jpg
               変わった樹2本です                急登が続いて山頂を捉えるが・・

   oishi26b.jpg  oishi27.jpg oishi28.jpg
           新六ノ池                雪が・・・                  振り返って新六ノ池

 oishi29.jpg  oishi30.jpg  oishi33.jpg

                oishi32.jpg
                           一枚にすると‥ 
  
  最後に地図を載せます。

      oishimap.jpg





スポンサーサイト

飯豊(朳差) その1 大熊尾根

10月29日(土)  大石ダム~~大熊尾根~朳差岳 (西俣コース)

 実はこの周遊コースは今回が4回目です!

 2004.9.26.27   2006.10.28.29   2009.10.31.1


 oishi01.jpg  oishi03.jpg  oishi04.jpg
  大したもんじ蛇のトンネル             橋を渡ると登山道


   oishi05.jpg    oishi06.jpg    oishi07.jpg
    2番目の橋の上から         渡り終えて   

 oishi11.jpg  oishi12.jpg  oishi13.jpg
      紅葉と渓谷が美しい            目的の山は遥か遠い           イズグチ沢へ向かう

 oishi16.jpg  oishi17.jpg  oishi14.jpg
   素晴らしいブナ林が続きます                                   ↑の反対側から

  oishi18.jpg   oishi19.jpg   oishi20.jpg
                    ゼカイ沢出合(左の写真は30m手前から)     バックを変えて

     oishi21.jpg    oishi22b.jpg
             西俣川橋                    大熊小屋  

               oishi22a.jpg  oishi23.jpg
                 小屋にあった標識           大熊沢橋

 大熊尾根あたりから山頂までは次回にします!

10月の本

10月18日(火)       「ノアの羅針盤」    (アン・タイラー著)

  noah.jpg

60歳になって学校からリストラされた教師が、新生活の門出の夜、何者かに襲われる。病院で目覚めた彼に襲撃の記憶はなく、やがて彼は偶然出会った記憶係の女性に惹かれる自分に気づく。退院をきっかけに同居をはじめた末娘を始め、彼を取り巻く女たちとの葛藤を淡々と描きつつ、新しい人生の意味を浮かびあがらせる、名手アン・タイラーの新作。

アン・タイラーの本は、起伏のない話の展開なのに思わず頷いたりする。『結婚のアマチュア』以来、6年ぶりの作品です。この本も後半の数十頁は読み応えがある。リーアムのことが人事ではないとしみじみ感じた。
物語の主人公は男性なのですが、表紙カバーが気になっていた。表紙カバーに描かれている六人の女性には、ミリーとバーバラとユーニス、そして三人の娘。


10月26日(水)       「イサム・ノグチ」 (上・下)     (ドウス昌代著)

  isamu1.jpg  isamu2.jpg

 イサム・ノグチの名前は知らなくても、彼の「あかり」の連作なら誰もが見知っているだろう。シンプルな紙細工の照明器具は、デパートなどで販売されてきた「芸術作品」であり、サラリーマンでも容易に入手できることをイサムは誇りにしていたという。
 
 本書は「ミケランジェロの再来」とも言われた彫刻家イサム・ノグチ(1904-1988)の生涯の最もプライベートな部分まで、FBI文書などの貴重な未発表資料を数多く用いて丹念に描き出す。その人生は物語の主人公のように波瀾万丈で、登場する人物も実に多彩である。22歳のイサムを「助手」として迎えた彫刻家ブランクーシ、イサムの「パトロン」としてさまざまな援助を惜しまなかった陶芸家北大路魯山人。山口淑子(李香蘭)との数年にわたる結婚生活をはじめ、その華麗な女性遍歴もつまびらかにされる。豊富な肖像写真によって、人々を引きつけてやまないイサムの魅力が生き生きと浮かび上がる。

 日米の混血児として、日本のみならずアメリカでも第二次大戦前後に辛酸をなめたイサムの一生をたどる本書の焦点は、モダンであることを常に追求してきたイサムの作品の芸術的評価や分析以上に、どちらの国にも帰属し難かった彼の懊悩(おうのう)にあてられている。惜しまれるのは、もし本書が巻末に人名索引を備え、せめて数点でもイサムの代表的彫刻作品をカラーで紹介していたら、専門の研究者にとってもさらに有用なものとなっていただろうということである。


10月28日(金)     「勝手に生きろ!」  (チャールズ・ブコウスキー著)

yoidore2.jpg

 1940年代アメリカ。チナスキーは様々な職を転転としながら全米を放浪する。いつも初めはまじめに働こうとするが、過酷な労働と、嘘で塗り固められた社会に嫌気がさし、クビになったり自ら辞めたりの繰り返し。そんなつらい日常の中で唯一の救いは「書くこと」だった。投稿しては送り返される原稿を彼は毎日毎日書きつづける。嘘と戦うための二つの武器、ユーモアと酒で日々を乗り切りながら。ブコウスキー20代を綴った傑作。
映画『酔いどれ詩人になるまえに』原作。

 この小説は、クヌート・ハムスンの『飢え』とジョン・ファンテの『塵に訊け』を下敷きにしているという。DHC2002年版では、ブコウスキーが序を書いてる。


11月9日(水)      「シネロマン」     (ロジェ・グルニエ著)

cineroman.jpg
  
 時は1930年代、フランスの田舎町の映画館《マジック・パレス》……。その創立者や後を継いだ親子たちの生活が哀歓込めて描かれる。生の苦さと虚しさが胸に迫るフェミナ賞受賞作。

 タイトルについて(あとがきから)
シネロマンとは、本来は、どうやら、はじめから映画化を考慮に入れて書かれた小説、あるいは、逆に、映画をもとにして描かれた、絵や写真入りの通俗小説のたぐいを指すものらしい。そしてまた、20年代に流行したといわれる、一連のフィルムを通していくつかの挿話が語り継がれてゆくという形式を持つ、シリーズものの映画を意味するものであるらしい。だが、ロジェ・グルニエは、この物語がシネマ つまり、映画館および映画そのものをめぐっての物語であるがゆえに、シネロマンというタイトルを、ここに採用したのだろうし、それにまた、短い挿話①を次々につないでゆくというこの物語の形式も、このタイトルの由来と無縁ではないだろう。

 物語の舞台は、たいそうみすぼらしい映画館マジック・パレス。これは、スペイン国境近くのフランスの小都市の、それも場末の、ちっぽけな三流映画館だ。そして、時代は、1830年代。作者は、映画館主夫妻の一人息子フランソワをはじめとする幾人かの人物たちの日常を書きとめ、同時にまた、マジック・パレスのスクリーンの
上に映し出された幾多のフィルムについても、あるときは愛情とノスタルジーをこめ、あるときは失望をまじえて、述べていく。こうして、われわれの前に、30年代の一時期におけるささやかな年代記が、徐々にかたちをなしていく。

     ①46の断章があるが、その44:<その後に>は圧巻である。

湯ノ平温泉 紅葉版

10月21日(金)     湯ノ平温泉 (紅葉版)

 22日の土曜日が休みでないので、半日休みを取っての登山。というか、若い女の子と紅葉を見に行った。林道歩きの8.2Kmが2Km毎の表示です。最初の2枚は鮮やかな色の実。

 koyoyuno2.jpg  koyoyuno4.jpg  koyoyuno5.jpg
                              マムシグサの実                 サワフタギの実 

 koyoyuno8.jpg  koyoyuno6.jpg  koyoyuno1.jpg
           紅葉!                車も通れる林道

 koyoyuno7.jpg  koyoyuno3.jpg  koyoyuno36.jpg
                                                登山道の3.4Kmの始まり

 koyoyuno13.jpg  koyoyuno11.jpg  koyoyuno12.jpg

 色付きはまだみたいですが渓谷も美しいので載せます。

 koyoyuno14.jpg  koyoyuno15.jpg  koyoyuno17.jpg


   koyoyuno23.jpg  koyoyuno24.jpg    koyoyuno30.jpg


 koyoyuno18.jpg  koyoyuno19.jpg  koyoyuno20.jpg


     koyoyuno21w.jpg


 koyoyuno29.jpg  koyoyuno33.jpg  koyoyuno34.jpg
                                 クサギの実             ムラサキシキブ

    koyoyuno25.jpg   koyoyuno26.jpg   koyoyuno28.jpg


 koyoyuno31.jpg  koyoyuno32.jpg  koyoyuno35.jpg     
       土砂崩れの修復作業中                                 スズメバチの巣

デジブック版はこちらです! → 湯ノ平



レオニー

10月2日(日)      「レオニー」

 lenny.jpg

 1901年、米国の名門女子大学を卒業し教職に就いていたレオニー・ギルモアは、ニューヨークで新進気鋭の日本人詩人ヨネ・ノグチこと野口米次郎に雇われ念願の編集者になる。文学上のパートナーだった2人の関係はやがて恋愛へと発展しレオニーは妊娠するが、ヨネは逃げるように帰国してしまう。意を決して男子を出産したレオニーは、日露戦争を経て日本人への差別が激しくなると幼い息子と共に日本へ旅立つのだった。

 レオニー(エミリー・モーティマー)は、米国にいた日本人詩人・ヨネ(中村獅童)との間にイサムを授かるが、ヨネは日本に帰国。レオニーはシングルマザーとしてイサムを出産し、日本に渡るがヨネの裏切りにあう。
自力でイサムを育てるレオニーと周囲の日本人との触れ合いが、きめ細かに描かれる。脚本も自身で書き、完成まで7年を要した。発端は「イサム・ノグチが日本に残した庭などを訪ねた時、『母がお世話になった日本の人々へのプレゼントです』と彼が言っていたと案内人から聞いたこと」。
「『世界を彫刻した男』を育てた女性は日本でどう暮らしていたのか」と心引かれ、構想が膨らんでいった。レオニー関連の資料は少なく「事実の間を想像力で埋めながらわたし独自のレオニーを作り上げた」。「差別や困難を強調するのではなく、人と人との心の交わりを描きたいと思った」という。「松井監督の作品なら」と集まった多彩な出演者が、その思いを体現。竹下景子、吉行和子、中村雅俊、大地康雄ら安定感のある役者が脇を固める「それぞれが事前に相当役づくりを研究してくれて、私の出る幕がなかったくらい」と振り返る。
(以上 新潟日報記事から)

 映画の公開から1年して、たまたまレンタル店で見つけたものの貸し出し中でした。1本しかないのですがうれしくなりました。なかなか素晴らしい作品でした。

 その後、「イサム・ノグチ」<宿命の越境者>(ドウス・昌代著 講談社)という本があることを知りました。さっそく図書館から借りてきました。上下巻で2000年に発行された。読み進んでます。(10月19日)

三面ダムから寒江山 その2

10月8日(土)    三面ダムから寒江山   その2  北寒江山(狐穴小屋)まで

  一変して緩くなった尾根道を辿り、小さなピークがいくつもあり、次第に高度を上げていく。登るにつれて灌木帯に変わってきて展望が良くなってくる。紅葉が見られるが、天気もあまりよくないので・・・仙ノ平や鶴ノ一声(熊狩りの時にこの持場から号令がよく透ったそうな)なる標識を見たが特定できなかった。

 miomote28.jpg  miomote27.jpg  miomote30.jpg
                                                      大上戸ノ泊場かな?

  
 miomote37.jpg  miomote33.jpg miomote36.jpg
        振返ると!                大上戸の岩場               越えて振返って

     miomote34.jpg     miomote32.jpg   miomote31.jpg
   岩場の登り始めは鎖につかまって          私自身も!        大上戸山(帰りに撮った)手前のピークは相模山

 ここまででコースタイムが8時間。休みも入れて7時間かかった。目的の山はまだまだ遥か先です。右の写真の中央奥です。登るときはこんなにきれいには見えませんでした。

  miomote40.jpg   miomote39.jpg   miomote52.jpg


  miomote53.jpg   miomote54.jpg  
  miomote51.jpg   miomote41.jpg   miomote43.jpg



  miomote42.jpg  miomote55.jpg  miomote57.jpg
        善六池                   うわぁー以東小屋だ

16時、北寒江山の稜線に着く。明るいうちに小屋に着きそうで一安心。

       miomote45.jpg  miomote46.jpg  
              北寒江山に到着              本日泊まる狐穴小屋


 今回のコースと更に大朝日岳から祝瓶山へ、五味沢から三面登山口の周遊コースは、自転車と4日かかるのかな夢は膨らむ。狐穴小屋から大上戸山までのピストンもある! いずれにしても1日で登るのは年が年だけに最初で最後になるのかな? それにしても以前会った人たちが同じ山域(それもニアミス)にいたとは驚きでした。


 デジブック版はこちらです →  三面


三面ダムから寒江山 その1

10月8日(土)       三面ダムから寒江山  その1  <道陸神峰まで>

 金曜の午後家を出て、三面避難小屋で1泊の予定でしたが、最初で最後の挑戦=1日で狐穴小屋までをしました。大雨のハプニングや写真も多いので今回は道陸神峰までにします!
朝、3時半過ぎに起きて4時過ぎに家を出る。約78Km、あさひ湖のはずれの車道終点(=登山口)に5時50分に着く。車3台がいずれも茸採りの人でした。6時過ぎに出発しました。

 miomote01.jpg  miomote02.jpg  miomote03.jpg
                           あさひ湖の湖面が美しい(真ん中は雰囲気だけ 右は帰りに撮った)

 ススキの原から始まり平坦なブナ林を歩くこと1時間、地図には<一本丸太の吊橋・足場注意>と書かれてとある。<足場に注意、自己責任で渡っ下さい>みたいな表示がありました。

 miomote07.jpg   miomote04.jpg   miomote08.jpg
          渡り終えて(左と右) 真中は帰りに途中から 

 この後しばらく歩いたら茸採りの2人に会いました。マイタケなど、背負ったかごの中を見せてもらいました。そして<深沢橋>なる立派な橋に。いくつかの沢を越えて三面避難小屋に到着。

 miomote11.jpg  miomote10.jpg  miomote09.jpg 
            渡り終えてから 橋の真ん中から下を、そして上を

  miomote12.jpg  miomote13.jpg


    miomotemap1.jpg  地図その1

  三面避難小屋から下って三面川本流橋です。そしてこの後、鎖があったりの急登が始まります。樹林に囲まれ展望も利かず小雨の中を登っていきます。道陸神峰避難小屋まで我慢して進みます。

 
 miomote15.jpg    miomote16.jpg  miomote17.jpg
 三面川本流橋の中ほどから上流           橋を渡って登りはじめに咲いていた

 miomote20.jpg    miomote21.jpg
  三面川本流橋(帰りに撮った:晴れ)  高度を稼いで振返ったら(小雨)

 急登り続く道を進んでいたら小雨でなくなった。1時間ほどの遭難慰霊碑あたりでは大雨となってしまった。雨を避ける所もないまま、靴他ぐしゃぐしゃになるも必死に歩き、10時に道陸神峰避難小屋に着く。

  miomote23.jpg  miomote22.jpg  miomote25.jpg
    昭和46年加茂農林高校生と書かれてた                         これでも避難小屋!

 大上戸山までに見た標識です。どのあたりかなど説明はあとでします。<鶴の一声>なる地名!?

 hyousiki1.jpg  hyousiki2.jpg  hyousiki3.jpg

9月の映画その2

9月19日(月)       「酔いどれ詩人になるまえに」

 yoidore.jpg

 世界中でカルト的人気を誇り、数多くのアーティストに影響を与えたチャールズ・ブコウスキーの自伝的小説を、監督に「キッチン・ストーリー」のベント・ハーメル、主演に「クラッシュ」のマット・ディロンを迎えて映画化した作品。自分の才能だけを信じて書き続けるものの、誰にも相手にされず、飲んだくれ、煙草をふかし、喧嘩をし、毎日過ごすダメな男。書くことへの信念には恐れ入るけれど、傍から見ればとんでもない自己中心的なダメなやつにしか見えない。そんななのに、尚も書く男。周りの人間を巻き込み、迷惑をかけ、女を踏みつけにする男。それなのに何故か放っておけない人物を、マット・ディロンが好演。「キッチン・ストーリー」の監督作品ということで見たのですが、最後はちょっと安堵しました。原作の『勝手に生きろ』(河出文庫)も気になる。


9月23日(金)       「ラスト・ターゲット」

 target.jpg

 マーティン・ブース原作の『暗闇の蝶』(新潮文庫)をアントン・コルベインが映画化。長年孤高の暗殺者とし裏街道を歩いて来た男が、引退を決意して臨んだ仕事に張り巡らされた恐るべきわなをサスペンスフルに映し出す。ジョージ・クルーニーが今回は持ち前のチャーミングさを封印し、陰のある主人公を熱演。中世に建設された街を舞台に繰り広げられる予測不能の物語に熱中する。
 主人公が写真家(原作は蝶を描く画家であった)となっていたのは監督自身が写真家だからか。先に原作を読んでいたので映画化作品が気になっていました、久しぶりに映画館で見た作品です。


9月24日(土)       「NINE」

 NINE.jpg

 「シカゴ」のロブ・マーシャル監督が再びブロードウェイの名作ミュージカルの映画化に挑戦。ダニエル・デイ=ルイスやペネロペ・クルスらアカデミー賞受賞歴のある名優をズラリとそろえ、絢爛の世界を展開させる。米音楽界の人気スター、ファーギーの出演も見逃せない。さらに、ニコール・キッドマンやマリオン・コティヤールやケイト・ハドソンそしてなんとあのソフィア・ローレンも出ていた。「81/2」じゃなくて「9」である意味が分かりました。フェリーニをリスぺクトした作品。久しぶりにミュージカルの良さを味わった。



9月25日(日)       「息もできない」

 bless.jpg

 韓国で俳優として活躍してきたヤン・イクチュンが製作、脚本、主演など五役を兼任した監督デビュー作。東京フィルメックスやロッテルダム国際映画祭を始め、世界中で25以上もの映画賞を受賞するなど、高い評価を得た。複雑な家庭環境を背負った粗暴な男と一人の女子高生が出会い、心を通わせていく姿を鮮烈なタッチで綴る。愛情の代わりに暴力を受けて育った子供は、暴力でしか人に自分の感情を表現することしかできなくなる。そんな苛立ちが本作に渦巻いている。ラストが・・・


本と本の間

9月7日(水)       「慈しみの女神たち」 (上)     (ジョナサン・リテル著 集英社)   

   megami1.jpg

 「恐るべき小説だ。二段組上下巻系1000頁近いその浩瀚さもさることながら、執筆時38歳という作者の年齢、ハイパーリアルな筆致で描きこまれた細部の膨大さ、ゴングール賞とアカデミー・フランセーズ文学大賞ダブル受賞という栄冠に加え、全世界で130万部を売った問題作。すべてが桁外れだ」(7/24 朝日新聞)を読んでから気になっていた。貸出中だったので予約しておいたら、2冊同時に借りれた。2週間で上巻しか読むことができなかったので、下巻だけ延長しようとしたのですが予約の人が優先ということで返した。連絡があるまで待たねばなりません。そして、9月30日借りることができました。10月2日読み始めましたが、その間に読んだ他の本のことを書きます。この本の感想は下巻を読んでから書きます!



9月27日(火) 「新藤兼人伝」 未完の日本映画史  (小野民樹著 白水社)

 kanetoden.jpg


 「この夏、99歳を数える映画監督新藤兼人の最後の作品「一枚のハガキ」が公開された。『新藤兼人伝』は、白寿にしてなお現役にある監督の評伝であるが、同時に、時代ごとの、映画製作の現場を生き生きと伝える日本映画史ともなっている。」(9/4 朝日新聞)とあったので早速借りて読むことにしました。



9月28日(水)     「紅梅」      (津村 節子著 文芸春秋)
 
  koubai.jpg

 2005年2月に舌癌の放射線治療を受けてから一年後、よもやの膵臓癌告知。全摘手術のあと、夫は「いい死に方はないかな」とつぶやくようになった。退院後は夫婦水入らずの平穏な日々が訪れるも、癌は転移し、夫は自らの死が近づいていることを強く意識する。一方で締め切りを抱え満足に看病ができない妻は、小説を書く女なんて最低だ、と自分を責める。そしてある晩自宅のベッドで、夫は突然思いもよらない行動を起こす―一年半にわたる吉村氏の闘病と死を、妻と作家両方の目から見つめ、全身全霊をこめて純文学に昇華させた衝撃作。
 
 「闘病記を超えて内省的告白の書」(朝日新聞 8月7日 評:逢坂剛)



10月2日(日)      「わたしの渡世日記」   (高峰 秀子著 文春文庫 上下)

  toseinikki1.jpg   toseinikki2.jpg

 「「あなたの一番好きな映画は?」と質問されることがよくある。そんな時、頭には数々の名作が浮かぶが、私は迷わず「名もなく貧しく美しく」(松山善三監督)と答えることにしている。著者はその主演女優である。」こんな書き出しで紹介されていた。(新潟日報 9月18日 評:林海象(映画監督))

 女優・高峰秀子は、いかにして生まれたか―複雑な家庭環境、義母との確執、映画デビュー、養父・東海林太郎との別れ、青年・黒沢明との初恋など、波瀾の半生を常に明るく前向きに生きた著者が、ユーモアあふれる筆で綴った、日本エッセイスト・クラブ賞受賞の傑作自叙エッセイ。映画スチール写真、ブロマイドなども多数掲載。


10月16日(日)       「慈しみの女神たち」 (下)     (ジョナサン・リテル著 集英社)   

  megami2.jpg

 やっと読み終えました、というか疲れた。途中何度も止めようと思ったが、上巻を読んだので飛ばし読みも含めて終えた。8月24日から読み始めたのでした!
 
 悪名高い親衛隊員だった語り手マクシミリアン(通称マックス)・アウエが何故、戦後何十年ものあいだ、フランスで平穏な生活を送ることができたのか。この謎が、回想の終わり待たねばならない。家族関係の部分は、アイスキュロスの<オレステイア>三部作を範型として組み立てられているなどと書かれていても難しい。刊行から2年でかなりの部数が売れたようだが、ここ何年かのフランスでは異例だという。

 歴史的な事実を超えて、人間すべてに関わる問題がここには提出されている。(歴史学者ピエール・ノラ)

 この小説が生まれた発端は、第二次大戦中モスクワ付近で、ドイツ軍に虐殺されたロシアのパルチザンの女性の写真に、作者が触発されて、戦争とは何であるのか、戦争で死ぬこと、殺すこと、殺されることは人間にとってどんな意味があるのか考えはじめという。やがてナチ親衛隊員の回想という形式を考え、あるNGOで平和のための活動に携わるかたわら、いろいろな場面の断片を書きとめる作業を、十年近く続けたとも。

 しばらくはもっと軽い気持ちで読めるものを探します。


プロフィール

やまさん

Author:やまさん
 趣味はいろいろあるのですが、時間とお金の使い方が巧くいかない。
(時間があるときに限って、お金がなかったり)
映画鑑賞、読書(映画の原作を先に読むことも多い)
登山(ハードな山登りもこなすために日頃のトレーニングで汗をかく)
釣り(防波堤や浜での海釣り)
コンピュータのソフトを使い、書籍や雑誌、切り抜きの整理・・

 気軽に何でも書き込みして下さい(場所も気にしないでいいです)。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
ブロとも一覧
最新記事
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
FC2カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。