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追想

11月23日(金)        「追想」 

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 1944年、第二次大戦下のフランスで外科医として黙々と働く男。戦火の拡大にともない愛する妻と娘を田舎へ疎開させるが、パルチザン狩りのドイツ軍小隊に娘は射殺、妻はレイプされ焼き殺されてしまう。溢れそうになる血の涙と嗚咽をかみ殺しながら、怒れる男は単身で反撃、ドイツ軍を一人づつ処刑していく…。この悲劇の実話を映画化したのは巨匠ロベール・アンリコ。当時低迷気味だったフランス映画界復活作として絶賛され、「冒険者たち」(67)と並び、アンリコ監督の代表作となった傑作である。出演には当時人気絶頂期を迎えていた女優ロミー・シュナイダー、そしてフランス映画界の誇る名優フィリップ・ノワレ。近年のタランティーノ監督作「イングロリアス・バスターズ」(09)の元ネタでもある。
            ★1976年セザール賞3部門受賞≪最優秀作品賞、最優秀主演男優賞、最優秀音楽賞≫

 いつも行くレンタル店と異なる店で、年代別に並んでいた(初DVD化作品)。監督がロベール・アンリコ、主演がフィリップ・ノワレとロミー・シュナイダーとあった。内容を見て、同じタイトルの別の作品もあった気がしたが‥‥。冒頭は、チラシにあるように家族3人が自転車で出掛けるシーンではじまる。怒れる男の復讐劇がメインなのですが、短くも楽しかった頃が追想シーンとして描かれます。そこで流れる音楽も良かった。エンディングでも同じシーンが流れますが、同じ音楽が切ない気分になるとは‥‥。

 懐かしい映画をみたくなり、「バグダド・カフェ」と「ワンダーランド駅で」を借りてきました。
 
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転落少女と36の必読書

11月23日(金)      「転落少女と36の必読書」    (マリーシャ・ペスル著)

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 本の表紙を見ただけなら高校生が読みたくなる<学園モノ>かと思った。分厚いので中を見てみたら‥‥。必読者リストにあがってるのが有名な外国文学がある。外国の20代の女性が放った恐るべきデビュー作とある。読んでるうちにその内容と共に不思議な世界へと入って行く。

 本書の各章題には古今の名作タイトルが並んでいる。
「オセロ」(シェイクスピア)、「嵐が丘」(エミリー・ブロンテ)、「すばらしき新世界」(ハクスリー)、「危険な関係」(ラクロ)、「ボヴァリー夫人」(フローベール)、「スタイルズ荘の怪事件」(アガサ・クリスティ)、「白鯨」(メルヴィル)、「眺めのいい部屋」(フォースター)、「闇の奥」(コンラッド)、「カッコーの巣の上で」(ケン・キージー)、「百年の孤独」(ガルシア・マルケス)、「大いなる眠り」(レイモンド・チャンドラー)、「チェ・ゲバラ、若者たちに語る」(ゲバラ)、「審判」(カフカ)、「失楽園」(ミルトン)、「秘密の花園」(バーネット)、「吠える、その他の詩」(ギンズバーグ)、「じゃじゃ馬ならし」(シェイクスピア)、「脱出」(ディッキー)、「カッコーの巣の上で」(キージー)、「荒涼感」(ディケンズ)、「ジュスティーヌ」(サド)、「メルラーナ街の恐るべき混乱」(ガッダ)、「崩れゆく絆」(アチェベ)、「夜の陰謀」(ハーヴェイ)、「田舎の善人」(オコナー)、「変身物語」(オウィディウス)

 ブルー・ヴァン=ミアは、大学教授の父の影響で古今の文学や映画に精通している女子高生。幼くして母を亡くし、父の転勤にともないアメリカ中を転々として成長したブルーは、高校の最終学年で、ある私立のエリート校に転入する。人づきあいも恋も苦手な彼女だが、女性講師ハンナを囲む大人びた生徒たちのグループに取り込まれ、彼らとともに謎めいたハンナのプライバシーを探ることになる。衝撃の知的青春ミステリー。

「前半は、いっぷう変わった青春小説。後半は、まさかの展開のミステリー。古き良き文学や映画で読者のノスタルジックな気持ちをくすぐったかと思えば、思いがけないところで不気味な事件や不可解な出来事を割り込ませて、脳細胞を快く刺激してくれる。そしてあちこちにさりげなくちりばめられた伏線が、後半、ひとつひとつ拾いあげられていくさまには驚くほかない。」(訳者あとがきより)

 本文にはおびただしい数の注(おもに参考書)が挿入され、作者自が描いたペン画のイラスト(視覚資料)も何点か収められている。本書で作者が言及している参考書やその引用文の多くはフィクション、つまり作者の創作によるもの。ただし、映画のタイトルはほとんどが実在のものだし、書名も、古典的な作品はほとんど実在する。映画好きな私にとっては、上巻が特に興味深かった。下巻は意外な展開もいい。

 作者のマリーシャ・ペスルは、1977年、アメリカのミシガン州生まれ。三歳のときに両親が離婚し、妹とともに母親のもとで育った。母親は大変な読書家で。娘達が子どもの頃から西洋の古典を読みきかせていたという。20代でこんな作品が書けた才能に驚く。次の作品"Night Film"も楽しみです。


弥彦菊まつり

11月18日(日)            弥彦菊まつり+α

 ドライブで弥彦へ。高速を利用しましたが、風が強く80Km/hの規制がありました。約90分で着きました。

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 この後、紅葉も終わりだと思われる<もみじ通り>へ 最初の写真で、振り返った若い女性は身内です?!

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 最後の1枚は、<パンダ焼き>(テレビにも紹介された有名な店だそうです!)当然、買い求めました。




ルルドの泉

11月17日(土)         「ルルドの泉」 

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 名匠ミヒャエル・ハネケ監督に師事した女流監督ジェシカ・ハウスナー監督の第3作。美しき村で起こる“奇蹟“とそれに翻弄される人々の姿を描いたサスペンスフルな人間ドラマ。“奇蹟“を目の当たりにした人々の揺れ動く心の光と闇を洗練された映像美と共に映し出す。主演を務めるシルヴィー・テステューの抑制の効いた演技にも注目が集まる1作だ。

 悩みを抱える人々が“奇蹟“を求めて訪れる、聖地ルルド。長年車椅子生活をしているクリスティーヌもルルドへのツアーに参加していた。そんな中、見事“奇蹟“が起こり、彼女は歩けるように。しかし、この出来事が周りの人々に様々な感情を惹起させ……。

 主演を演じるシルヴィー・テステュー。若いのかそうでないのか分からない!?奇蹟が起こったときの<ちょっと困りながらうれしっくてたまらない何気ない演技>がいい。ティルダ・スウィントンに似てると感じるのは私だけか? どこかのサイトで<サスペンス>で<ハラハラドキドキ興奮します>とあったが‥‥。
ヴェネチア映画祭の5部門受賞作に納得。

焼峰山<紅葉編>

11月11日(日)          焼峰山<紅葉編>

 今年最後の登山は今年2回目の焼峰山です。飯豊も雪が降りましたが、稜線歩きでそれが見れると信じての山行でした。紅葉も綺麗で満足できましたが、あまりの強風で難儀しました。加治川治水ダムからの登山道はいきなりの急登(鎖を含む)は何回登ってもきつい。

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 登山口(手摺は近いうちに取り外し)           紅葉が鮮やか           一気に高度を稼ぐ

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       別な鮮やかさ!            飯豊連峰と紅葉?                稜線の西方面

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                               師走峰 ?!             長いロープと急登

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                               焼峰の頭から飯豊連峰     そして焼峰山頂

 風が強く寒いので焼峰山までの往復は断念。二人ほど登山者がいたので手を振ったら返事が返ってきました。記念写真を撮って下山です。下りも時間が掛かってしまいました。登っていた時にはきずかなかった写真など載せます。

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                                           季節外れの花が と思っていたら ↓

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                           もみじの色の変化!          こんなに咲いてました

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 飯豊へはこの奥の湯ノ平温泉から                    最後の2枚は川と紅葉


読書いろいろ(11月上旬)

11月1日(木)    「アンネ、わたしたちは老人になるまで生き延びられた」  (テオ・コステル著

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 「つらい記憶を振り返り続けることには、どんな意味があるのだろうか。著者のテオ・コステルは、オランダ・アムステルダムのユダヤ人中学校で、あのアンネ・フランクの同級生だった。戦後、イスラエルに移り住んだ彼は、これまで多くの学校に子どもたちを訪ね、自らの戦争体験を語ってきた。‥‥」
こんな書き出しで<記憶語り継ぐ同級生たち>と地方紙の今週のおすすめ本として紹介されていた。(9/24)

 「もうひとつの『アンネの日記』」を読んだり、その映画化作品(「アンネの追想」)をみてから読んでみたくなった。 著者のテオ・コステロは、オランダがドイツ軍に占領されたとき、父親が祖父母に関する書類をきちんと書かなかったので、誰とも分からない役所の職員が勝手に祖父母4人のうち二人がユダヤ人で、残り二人が非ユダヤ人と書いたために、テオの身分証明書にはユダヤ人を表す「J」の字が押されなかったという。

 2008年、ドキュメンタリー映画『アンネ・フランクのクラスメート』が完成した。一年半にわたってメールのやりとり、インタビュー形式の本の内容など、戦火にいきる子供たちの個人的な思いが伝わってくる。2009年のイスラエル、2010年のオランダのテレビに放送されたそうだ。私たちが見れる機会はいつになるのか。


11月8日(木)         「ブルックリン・フォリーズ」 (ポール・オースター著)

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 ポール・オースターは、「自分の人生が何らかの意味で終わってしまったと感じている男の物語」を5作続けて発表した。本書はその3作目にあたる。この本は、オースターの作品の中でももっとも楽天的で、喜劇的要素が強い作品であると知って読んでみることにした。

 訳者自身があとがきに書いていた内容に同感だったので紹介しておきます(一部抜き書き)。
「それなりに違っている人同士がそれなりに共存しあっている街の空気から滋養を得て、冒頭では死ぬのを待っているだけだった語り手ネイサンは、以外にストレートな”成長”を作品内で遂げる。そして、何だかんだ言ってもいくつかの人生の修復を助けさえする。人間、何歳になってもまだ成長発展の余地はあるという思いを、よい物語を通してユルく伝えてもらった。」

 

11月9日(金)         「ゼラニウムの庭」 (大島真寿美著)

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 「おそらく、信じてはもらえまい。こんな話、信じるほうがおかしい。でも、たしかに彼女はそこにいる――
双子の妹は、その存在をひた隠しにされて育てられた。秘密の存在は、それを知る人々に、何もなければ意識せずに済んだはずのことを見せつけ、深く、大きな影響を与えていく。生きることの孤独と無常、そして尊さを描き出す物語。」
 この本の内容説明です。2012年本屋大賞第3位の『ピエタ』も気になるがこちらから読んでみることにした。
本のラスト近く、140歳を超えた双子の妹・嘉栄(かえい)の思いからメッセージが伝わってきた感じがする。物語の設定も少し難はあるが、一人の人間が捉えた年代記となるとこんなのもありかと。

 「人が賢いのか愚かなのか、私にはわかりません。もっともっと賢くなれる気もするし、これが精一杯なのかという気もする。愚かな麺を少しずつ克服してきたようにも見えるし、たいして変わっていないようにも思う。見方を変えればいかようにもおもえるのだからこんなことはいくら書き連ねてもイミのないことなのでしょう。
 汚染はひろがり、自然派h会され、資源は枯渇し、ついには食料すら奪い合う始末。国が溶解しつつあるのに、まだそれを捨てられない。通貨が混乱し、制度が疲弊しても、まだ大丈夫と幻を信じている。
 もっと長い目で見ればいいのに、と思っても、それはきっと私だから言えることなのかもしれませんね。人は意外なほど、命の長さに縛られているのかもしれない。見渡せる距離はそれほど大きくはならない。」



11月12日(月)   「北西の祭典」 (アナ・マリア・マトゥテ著)

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 「旅芸人ディンゴは、故郷の町を通りかかったおり、子供を馬車で轢き殺して、警察に拘束される。ディンゴは、幼なじみの大地主フアン・メディナオに、助けを求める。そこから、一転して著者の視点と関心はフアンに移り、その幼時からの思い出が、綴られていく。ことに、父親が使用人に生ませた異母弟、パブロ・サカロとの確執が、緊張感を高める。内戦以来の、スペインの社会状況を知っていれば、フアンとパブロの生き方が何を象徴しているか、容易に想像できるだろう。
 しかし、そうした背景を知らなくても、この小説を読むのに、いっこうに差し支えはない。骨肉の争い、個人と集団の戦い、美と醜の対立といった、人間社会に普遍的なテーマが、そこに力強く描き出されているからだ。著者のレトリックは多彩で、比喩表現はまことに新鮮というべく、生なましい皮膚感覚がある。 
こうした小説を、閉塞(へいそく)感に満ちた50年代前半、30歳に満たぬ若い女性が書き上げたことに、驚きを禁じえない。」(6/24)
 
 「主人公フアン・メディナオが頑迷固陋な権威主義者、典型的な地主階級に属する人物であるのに対し、異母弟のパブロ・サカロは、旧弊な伝統や風習を打破し、自らの力で人生を切り開いていく進取の気性の持ち主として描かれている。私たちはそこに、市民戦争において雌雄を決することになる二つのスペインの激しい相克のドラマを重ね合わせることもできる」(マトゥテの言葉)

 短い作品なのに内容の濃い作品でした。幅広い創作活動で国内の主だった文学賞を手にしただけでなく、ノーベル賞の有力候補と目されることもしばしばであった。他の作品も読んでみたくなりました。そして、<セルバンテス賞コレクションの作品も気になりました。

御神楽岳

11月4日(日)     御神楽岳

 御神楽岳は阿賀町の奥、福島県との県境近くに位置する山です。福島県からは、本名御神楽←クリック>として紹介されてます。何年か前にそちらから登って、御神楽岳にも登ってます。7時に登り始めたのですが、大森あたりからの雪の多さに何回も引き返そうかと思いました。何しろ膝下まで埋まる雪で疲れも出てきたのか、難儀しました。時折太陽がでていたので何とか山頂に着くことができました。(11時03分)

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       登山口近くの紅葉                登山口です             一際鮮やかな!

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   濡れた岩壁が青く光っている           最初の徒渉です!         沢を脇に見ながら‥‥

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          登山道もいろいろ                    最後の水場

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    雪が積もってる!     なんとか大森に着く       雪も多くなってきましたが進みます 

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      紅葉と平野がいい          蝉ヶ平コースとスラブ(雨乞峰)          最後の登り!

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    こんな雪の中登ってきました           山頂確認                   本名御神楽です

 帰りに大森で4人とすれ違うが、地下足袋の人もいた。無事に山頂まで行けるのか心配でした。その後、3人ほどとすれ違う。雪の少ないところはとけて滑りやすく大変でした。無事に登山口に戻ってきたら、八王子や山梨の車があった。(12時27分)


 御神楽岳の登山口は、林道の終点です。国道227号へ出る手前に室屋大橋を渡るのですが、その後カーナビは右折するようになっていた。朝は左折した道から来たのですが‥‥。細い道をしばらく進んでいったら何と綺麗な渓谷と紅葉が目に入ってきました。

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 更に時間があったので国道に出てから山奥に進んでいったら<室屋洞窟>なるものがあった。

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                              洞窟1             洞窟2:上部  

   Muroyadokutu4.jpg  Mikagurak3.jpg  Mikagurak4.jpg
          洞窟3:内部             最後はおまけ 杉  と  山の様子


「からのゆりかご」(=『オレンジと太陽』)

10月31日(水)    「からのゆりかご 大英帝国の迷い子たち」 (マーガレット・ハンフリーズ著)  

  EmptyCradles.jpg     Orenjisun.jpg  映画化作品 「オレンジと太陽」

  英国ノッティンガムでソーシャルネットワーカーとして働くマーガレットが次々と訴えられたことは、「私」を探すことであった。幼い頃、家族が死亡したと言われて施設に預けられた記憶を持つ人、大きな船にのって子どもばかりのところにいたという幼い頃の記憶を持つ人など、様々な不思議な幼少期の物語を語られたマーガレット。その一つひとつの話を丁寧に聞くうちに頭の中で構築されたストーリーは、「想像もできないほど多くの子どもたちが、大きな船に乗せられてオーストラリアに送られていた」というもの。

 にわかにはそのストーリーが信じられなかったマーガレットではあるが、地道な調査を始めるうちに行き着いた結論は、1970年代まで英国では、施設に預けられた子どもたちを福祉の名のもとにオーストラリアに移民として送って過酷な労働を強い、またそこでは無残な虐待が行われていたという事実であった。親の許可もないまま、ある時には親は死んだと偽ってまで移民させられた子どもの数は実に13万人にものぼるという。長きにわたって親は子を探してその安否に心を痛め、子は親を、また自分自身を探し続けているという事実に驚愕し、一人ひとりから聞き取りを行い、人生を取り戻してもらうために奮闘するマーガレット。時に権力の側から妨害を受け、脅迫に脅えながらも、真実を求めて果敢に立ち向かうマーガレットの姿を描いた感動の実話。

 この児童移民の事実については、2009年11月にオーストラリア首相が、2010年2月にイギリス首相が事実を認め、正式に謝罪をしている歴史的事実である。

 上下段270頁は、最初は大変だなと思ったのですが意外と早く読み進んでました。この本を基にした映画「オレンジと太陽」が2012年4月より全国で順次公開され、ビデオ化もされている。レンタル店にないのが残念です。見たいのです! 何せ主演が私の好きなエミリー・ワトソンであることもあります。

  親から引き離された施設の子どもたちを強制的に移住させ、過酷な環境で労働させるという実態の「児童移民」。マーガレットは、事実を隠そうとする組織の圧力に負けずに、イギリスにいる子どもたちの親を探し出すために奔走する。イギリスの名匠ケン・ローチを父に持つジム・ローチの長編初監督作であることも気になる。


プロフィール

やまさん

Author:やまさん
 趣味はいろいろあるのですが、時間とお金の使い方が巧くいかない。
(時間があるときに限って、お金がなかったり)
映画鑑賞、読書(映画の原作を先に読むことも多い)
登山(ハードな山登りもこなすために日頃のトレーニングで汗をかく)
釣り(防波堤や浜での海釣り)
コンピュータのソフトを使い、書籍や雑誌、切り抜きの整理・・

 気軽に何でも書き込みして下さい(場所も気にしないでいいです)。

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