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ダイアン・クルーガー主演2作

2月24日(日)     「敬愛なるベートーヴェン」

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 怒れる風貌の肖像画、“エリーゼのために”から“第九”といった作品群……。しかしベートーヴェンの人となりがどうであったかはあまり知られていない。本作はアンナという架空の女性コピスト(写譜師)の目を通し、晩年のベートーヴェンが描いた意欲作だ。人の才能をけなし、傲慢な態度をとるベートーヴェン。しかしその裏には、不幸な少年時代、創造に残された時間はわずかなのに思うようにいかない苛立ちがあった。それを受けとめてくれる女性アンナは、彼にとっては恋愛の対象というよりも、母性的な存在だ。ベートーヴェンを演じるのは、名優エド・ハリス。出演する作品によってまったく違う面を見せる演技派で、今回もベートーヴェンを熱演している。

 アニエスカ・ホランド作品「キリマンジャロの雪」を見てから気になっていた。第九演奏シーンは映画史に残る感動と高揚の12分! アンナ役のダイアン・クルーガーが良かった。


2月27日(水)     「戦場のアリア」

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 2005年のアカデミー賞外国語映画賞やゴールデン・グローブ賞にノミネートされた戦争ドラマ。実際に第一次世界大戦下で起きた一夜限りの<クリスマス休戦>を題材に、戦時下で芽生えた敵国兵士たちの心温まる交流を描く。国や民族という大儀を取り払ったときに表れる生身の人間同士の交流は、まさに奇跡。そんな彼らの姿がじわっと心に染み入ってくるからこそ、さりげなく戦争の意味を問うラストも胸に残るだろう。出演者もダイアン・クルーガー、ダニエル・ブリュール、ギョーム・カネなど国際色豊かな俳優たちが顔を揃えている。

 アンナの歌声のナタリー・デセイは、フランスの声楽家。レパートリーの幅広いリリック・ソプラノおよびコロラトゥーラ・ソプラノであり、歌唱力と美貌を兼ね備えた現代世界最高のオペラ歌手の一人。

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桐野夏生の本

2月15日(金)        「ナニカアル」

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 昭和十七年、林芙美子は偽装病院船で南方へ向かった。陸軍の嘱託として文章で戦意高揚に努めよ、という命を受けて。ようやく辿り着いたボルネオ島で、新聞記者・斎藤謙太郎と再会する。年下の愛人との逢瀬に心を熱くする芙美子。だが、ここは楽園などではなかった――。戦争に翻弄される女流作家の生を狂おしく描く、桐野夏生の新たな代表作。島清恋愛文学賞、讀賣文学賞受賞。




2月20日(水)        「魂萌え」

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 ささやかな<日常>に、豊饒な世界を描き出した、再生と希望の物語。
夫婦ふたりで平穏な生活を送っていた関口敏子、59歳。63歳の夫・隆之が心臓麻痺で急死し、その人生は一変した。8年ぶりにあらわれ強引に同居を迫る長男・彰之。長女・美保を巻き込み持ちあがる相続問題。しかし、なによりも敏子の心を乱し、惑わせるのは、夫の遺した衝撃的な「秘密」だった。
『OUT』や『柔らかな頬』、『グロテスク』同様、世間という荒波を、揺らぎながら漂流していく主人公。これまでの作品のような犯罪は出てこない代わりに、人々の日々の細部が、丹念につづられていく。
「これから先は喪失との戦いなのだ。友人、知人、体力、知力、金、尊厳。数えだしたらキリがないほど、自分はいろんなものを失うことだろう。老いて得るものがあるとしたら、それは何なのか、知りたいものだ」(本文より)
たったひとりで、老いと孤独に向き合うことを決意する主人公。世間と格闘しながら、変貌を遂げていく敏子の姿は、読む者に大きな希望を与えてくれる。私たちが生きる、ささやかで儚い日常という世界を舞台に、著者の新たな代表作が誕生した。




2月24日(日)        「OUT」

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 乱歩賞作家の特別書下ろし野心作。
平凡な主婦が犯したおぞましい罪。それは殺人者が17年前に封印した悪夢を解き放った。誰も気がつかないうちに。
たった今、新しい犯罪小説(クライム・ノベル)が誕生した!
意表をつく展開、感動の結末!

雅子、43歳、主婦。弁当工場の夜勤パート。彼女は、なぜパート仲間が殺した夫の死体をバラバラにして捨てたのか?
自由への出口か、破滅への扉か? 四人の女たちが突っ走る荒涼たる魂の遍路。

いい映画2作品

2月10日(日)               「キリマンジャロの雪」

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 フランス・マルセイユの港町を舞台に、人に対する思いやりや助け合いの精神の重要さを描いたドラマ。フランスの文豪ヴィクトル・ユーゴーの長編詩「哀れな人々」をモチーフに、思わぬ犯罪に巻き込まれた熟年夫婦が失意や怒りを感じながらも、ある決断を下すまでを描く。
 結婚30年目をむかえた夫婦。アフリカ・キリマンジャロへの記念旅行を前に、強盗に押し入られる。犯人は夫の元同僚の青年で、失職しても、幼い弟二人を一生懸命養っていた……。

 <たとえ貧しくてもやさしい心さえあれば たとえ貧しくとも思いやる心さえあれば 世界はあたたかい>

 この映画は昨年の10月末にミニシアター系の映画館で上映されていて、地方紙でも紹介されてました。タイトルが気になっていまそたが……。この映画の監督はマルセイユ出身で、父親は港湾労働者だったという。大学では労働運動を研究し、映画作家になってからは労働運動の中での友情や愛をテーマにして注目された。音楽も良かったです。ジョー・コッカーや家族たちが歌う「キリマンジャロ」、エンディングでは歌詞の字幕を追ってました!



                         「ぼくたちのムッシュ・ラザール」

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 モントリオールの小学校で、担任の女性教師が教室で亡くなり、生徒たちは動揺を隠せずにいた。そんな中、アルジェリア出身の中年男性バシール・ラザール(モハメッド・フェラッグ)が教員として採用される。ラザールの指導方法は風変わりであったが、常に真剣に向き合う彼に生徒たちは、少しずつ打ち解けていく。一方、ラザール自身も心に深い傷を抱えており……。

 教師の死は自分に責任があるのではないかと悩むシモンと、前向きで聡明な少女アリスの二人がストーリーを紡ぐ。ラザール先生のある秘密が発覚し、季節が変わる頃、先生は学校を去ることになる。最後の授業は感動的です。授業のテーマの寓話に、この作品のメッセージがすべて込められている。それは、自身も傷ついた一本の大木が、激しい嵐にさらされた“さなぎたち”を守ろうとする物語。

 原作は、本作にも女優として出演しているエヴリン・ド・ラ・シュヌリエール * の戯曲だそうです。アカデミー賞外国語映画賞ノミネート! カナダ・アカデミー賞主要6部門独占! ちらしには<喜びと輝きに満ちた、ちいさな宝石のような映画!>とあった。何となく手にとって見た作品は意外に感動的でした。              
                                                 * evelyne.jpg


プロフィール

やまさん

Author:やまさん
 趣味はいろいろあるのですが、時間とお金の使い方が巧くいかない。
(時間があるときに限って、お金がなかったり)
映画鑑賞、読書(映画の原作を先に読むことも多い)
登山(ハードな山登りもこなすために日頃のトレーニングで汗をかく)
釣り(防波堤や浜での海釣り)
コンピュータのソフトを使い、書籍や雑誌、切り抜きの整理・・

 気軽に何でも書き込みして下さい(場所も気にしないでいいです)。

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