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私の中のあなた

 9月26日(土)   「私の中のあなた」    (ジョディ・ピコー著 ハヤカワ文庫)

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 アナ・フィッツジェラルドは13歳。白血病を患う姉ケイトのドナーとなるべく、遺伝子操作によってデザイナー・ベイビーとして生まれてきた。それ以来彼女は、臍帯血の提供にはじまって、輸血や骨髄移植など姉の治療のためにさまざまな犠牲を強いられてきた。ケイトの病状は一進一退を繰り返し、両親はついに残された最後の手段である腎臓移植を決意する。だが、アナはこれを拒み、弁護士を雇い両親を相手取って訴訟を起こす。「もうこれ以上、姉の犠牲にはなりたくない。自分の体に対する権利は自分で守りたいの」と。突然の娘の反乱に戸惑う両親。しかし、アナの決意は変わらない。はたして前代未聞の裁判の行方は?そしてケイトとアナの姉妹の運命は・・・!?全米の紅涙を絞った感動と衝撃のベストセラー、ついに日本上陸。(2006年に出版された本の紹介)

 映画も気になっていたので最初に原作を読むことにした。本を読んでる最中に、『この作品だけは映画を見る前に原作を読まない方がいい。終わり方がまったく違っているからだ』なる新聞記事(9月9日の沢木耕太郎の映画評)をみつけた! 本の終わり方はタイトルの意味が伝わってきます。同記事の続きも書き添えておきます。『もし、原作を読んだ人が映画を見たら、その違いが気になって映画の余韻にひたり切ることができないかもしれない。幸い、私は映画を見てから原作を読んだので、脚色もしたニック・カサヴェテスのバランス感覚を好ましいと思う余裕が生まれた。珍しいことに、原作のアクロバティックな終わり方を、むしろ映画の方が静謐で落ち着いたものに変えていたのだ』

 訳者あとがきにあったことをいくつか書いてみます。単行本のあとがきで、”この小説は二度読んでいただきたい”と書いたが、その理由のひとつは、”この終わり方”とタイトル(My Sister's Keeper)の意味だった。邦題(『私の中のあなた』)の意味するところも、もう1回味わっていただければ幸いである。映画については、ただの”泣ける”映画ではないこと、見てから読んでも読んでから見ても損はないことは請け合っておこう。

 アナ役のアビゲイル・ブレスリン、サラ役のキャメロン・ディアス、ケイト役のソフィア・ヴァジリーヴァなどが気になります。ジョディ・ピコーの「すべては遠い幻」や「偽りをかさねて」なる作品も意外な話の展開できになります。いずれ別のコーナーで話ができるかも・・・。

この記事へのコメント

おはようございます。 - 瞳 - 2009年10月26日 08:36:07

やまさんは、奥様と行かれるのかな。

うちは主人と見ると50割が使えるので(笑)お得なんですけど、映画の趣味が全く合わないので(主人は私の見る映画は、わけがわからない~って言います 苦笑)
これまでは娘と行くことが多かったのですが、嫁いでしまったので、今は一人で行くほうが多いですよ~。

でもこの作品は久々に娘と行きました。娘もいろいろと思うことがあったようです。

やまさん、「路上のソリスト」ご覧になったんですね。
音楽も気になります~。
ピコーのほかの作品、私も読んでみたいと思っているのですが、その前に先日見た「風の痛み」からアゴタ・クリストフの小説を読んでみようと思います。

観たいです - やまさん - 2009年10月25日 16:57:41

 映画館で映画を観るときは二人で出掛けますが、この映画は悲しすぎる?!とかで行けません。近いうちに見ようと思ってるのですが、一人では割引の日が限定されるので・・・。
 終わり方が気になって仕方ありません!
>久々の劇場、観てきましたよ
瞳さんは誰と映画館に行くのですか?

 ジョディ・ピコーの他の作品も読んでみたいです!

観てきました - 瞳 - 2009年10月22日 06:48:07

やまさん、おはようございます。
久々の劇場、観てきましたよ。

>むしろ映画の方が静謐で落ち着いたものに変えていたのだ
原作とは違うラスト・・そうでした。

映画のラストはとても静かで・・・じわじわと胸に沁みてきました。
ただ原作ではああいうラストでは(言葉は悪いですが)物足りない・・って思うんだろうなって思います。
訳者の方がパンフに「小説のラストは著者の渾身のフィニュッシュであって、映画ではこういうラストが観たかった」と書かれていましたが・・私も同じように感じました。

原作よりもケイトが家族の中心というのがはっきりと描かれていて、原作がアナの物語・・なら映画はケイトの物語・・という印象も受けましたよ。
アナ役のアビゲイル、しっかりとした演技でした。そしてケイト役のソフィア、彼女の表情が素晴らしいです。
やまさんはどんな風に感じるかなあ。

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プロフィール

やまさん

Author:やまさん
 趣味はいろいろあるのですが、時間とお金の使い方が巧くいかない。
(時間があるときに限って、お金がなかったり)
映画鑑賞、読書(映画の原作を先に読むことも多い)
登山(ハードな山登りもこなすために日頃のトレーニングで汗をかく)
釣り(防波堤や浜での海釣り)
コンピュータのソフトを使い、書籍や雑誌、切り抜きの整理・・

 気軽に何でも書き込みして下さい(場所も気にしないでいいです)。

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