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夏時間の庭

 10月3日(土)   夏時間の庭

     natujikan1.jpg    natujikan2.jpg
   左のチラシは最初に作られたもの(=パンフレットの表紙) 

 パリ郊外にある、画家であった大叔父のアトリエに一人で暮らしていた母が亡くなり、3人の子供たちには広大な家と庭、そして貴重な美術品が遺される。相続の手続きをする中で、3人が向き合うのは、思い出に彩られた家への愛着と現実とのジレンマ、そして亡き母への想いだった――。母から子へ、また孫へと永遠に受け継がれていく家族の絆を描いた感動作。

 小津安二郎の「麦秋」や「東京物語」のように、この映画は身を引き裂くような痛ましい家族崩壊の物語。それをやさしい人間的な感情と共に描いた作品。家政婦のエロイーズが存在感を発揮しています。彼女が花瓶に花を生けながらつぶやくセリフは、この映画の主題にもなっている!
      「空の花瓶は虚しい」   ( = 「活けられてこそ価値がある」 ) 
 
長男フレデリックの娘が、ラストに大勢の仲間たちとパーティを開きます。ラップとフレンチ・ポップスが鳴り響くなかで、彼女は彼女なりにこの家と祖母の思い出にさよならのあいさつをする。思い出の場所へ、塀をのぼって遠くを見下ろすとともに映画は終わる。

 オルセー美術館開館20周年記念の企画として制作されたこの映画。登場する美術品のほとんどが、美術館や個人の所蔵から貸し出された本物。アール・ヌーヴォーの机や印象派の花器などが日常的に使われているその姿は、美術館に陳列されている時とは異なる、いきいきした輝きを放っている。

この記事へのコメント

2010! - やまさん - 2010年01月01日 14:07:06

>感想を書く集中力も失せ
私の場合は単なる記録で終わってる。
内容を詳しく考察して文として多くは残したくない!
映画も28本しか見れませんでした。

本は順調だったかな?
帚木 蓬生の「聖灰の暗号」が凄かった。ダン・ブラウンの「天使と悪魔」を思い出します。
みぬぅさんの影響か、アゴタ・クリストフの本を読んでます。
「悪童日記」、続編の「ふたりの証拠」を終えるとこです。
「第三の嘘」を読み終えたら伺いたいです。

今年もよろしくお願いします

今年も・・ - みぬぅ - 2009年12月31日 11:30:25

やまさん、こんにちは。
みぬぅこと旧姓カポです。
先日は、突然のブログ閉鎖のお知らせで失礼致しました。
歳のせいか、感想を書く集中力も失せ、何のために映画を観ているのか・・と疑問を感じる日々がずーっと続いていました。
思い切って映画のブログを閉鎖して、本来の映画好きのおばさんに戻りました。
すると肩の力がすーっと抜けて、視界まで広がった気がします。
10年もHPやブログを発信しているうちに、自分の居場所で身動きがとれなくなっていたようです。

という訳で、今は中身の殆どない日記のようなブログを再開しています。
また、やまさんといろいろお話が出来たら・・と思っていますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。
そして、今年も1年、大変お世話になりました。
来年も、また遊びに伺いますね、どうぞよろしくお願いします。
やまさんも良い年をお迎え下さい。
(あ、この映画をレンタルしてきましたので、鑑賞したら、お話に伺いますね。)

懐かしい作品! - やまさん - 2009年12月21日 18:27:42

午前十時の映画祭「何度で見てもすごい50本」
http://asa10.eiga.com/cinema/

■開催期間: 2010年2月6日(土)~2011年1月21日(金)【予定】
■上映開始時間:午前十時(全劇場一律/作品、劇場によっては追加上映する場合もあります)
■料金:大人1,000円 学生・子供500円(全劇場一律)
■上映作品:1950年~70年代を中心とする外国の傑作娯楽映画50本。(1作品1週間の上映)
   楽しみです!

 あと、「夏時間の庭」良かったでしょ! 「Clean」は同じ監督なのですがどうでしょう?
 見たい映画の好みが違う(妻と)ので悩んでます!

しみじみと・・。 - 瞳 - 2009年12月09日 07:05:51

やまさん、おはようございます。
やまさんの感想を伺ってから見たい~!!と思っていたこの作品、やっと見ることができました。

郊外のお屋敷、お庭、素敵でしたね~♪
陽光で輝く緑、薔薇も咲いて・・。素晴らしい美術品の数々にも思わずため息がでました。
長男のコローを残したかった・・っていう気持ち分かりますよね・・。でも現実問題はそうはいかない・・。

家政婦のエロイーズのセリフも印象的でしたし、やまさんも書かれていたあのラストの孫のシーン。
コローもルドンもピンとこない若い彼女にも、ちゃんと祖母との思い出は残っている・・。じーんとしました。

そうそう、やまさん、以前おはなしした「バベットの晩餐会」
午前十時の映画祭「何度で見てもすごい50本」に選ばれて、スクリーン上映されるそうです♪
まさか、スクリーンで観れるとは思わなかったので、とても嬉しいです。

パンフレットを再読して - やまさん - 2009年10月20日 22:59:32

映画「夏時間の庭」によせて、と<浜美枝>がエッセイとして書いてました。
「母・エレーヌの瀟洒な住まい。画家ルドンやドガ、コローの描いた絵画のみならずアール・ヌーヴォーの家具デザイナーのルイ・マジョレが手がけた椅子や机、ガラス戸棚の数々が画面に映し出される。そうしたいくつもの美術品が見事に調和する空間こそ、エレーヌの家なのです。
それらが映像を通して、人の暮らしの中に入り込んだとき、芸術品はいそう輝きを増すものだと、改めて感じ入りました。崇めるものではなく、芸術は本来、人とともにあるものだからではないでしょうか

「幻想的なルドンの装飾画、マジョレルの家具や銀器もすべてが自然から着想された唯美主義の時代の美の真価を、この映画の映像が教えてくれた」(岡部昌彦<美術史家>)

パンフレットにあった美術品の説明をじっくり読んで、もう一度」見てみたくなりました。

ぜひ観たいです。 - 瞳 - 2009年10月20日 08:42:53

やまさん、おはようございます。
この作品、ぜひ観たいです!!
オルセー美術館の開館20周年記念企画だったのですね。

>アール・ヌーヴォーの机や印象派の花器などが日常的に使われているその姿は、美術館に陳列されている時とは異なる、いきいきした輝きを放っている。
美術館では・・澄まして飾られている品々も・・使われてこそ!!いきいきとした輝きを放つ・・・、そうですよねぇ。
花器もまさに花が活けられてこそ!!思わずうなずいてしまいました。

私は昨日「愛の風景」という作品を観たのですが、ベイルマン監督の自叙伝を元にしたものとか。
やまさん、ご覧になっていらっしゃるかしら。
3時間にわたる・・ある夫婦の物語には、綺麗事ではない、とてもリアルな人間のエゴが描かれていて・・・とても驚きました。

山もいろいろ行かれてますね~。
たくさんのお写真のUPに見入ってしまいました。
滝に紅葉・・、こちらに来ると季節を感じますね♪
それにしても、やまさん、体力ある~~(笑)


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Author:やまさん
 趣味はいろいろあるのですが、時間とお金の使い方が巧くいかない。
(時間があるときに限って、お金がなかったり)
映画鑑賞、読書(映画の原作を先に読むことも多い)
登山(ハードな山登りもこなすために日頃のトレーニングで汗をかく)
釣り(防波堤や浜での海釣り)
コンピュータのソフトを使い、書籍や雑誌、切り抜きの整理・・

 気軽に何でも書き込みして下さい(場所も気にしないでいいです)。

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