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ジョディ・ピコーその後の2冊

11月16日(月)         「偽りをかさねて」

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  漫画家で家庭的な父親ダニエルと、優秀な学者の母親ローラ、そして二人に愛されて育った娘トリクシィ。平凡な一家の穏やかな生活は、ある日突然崩れ去った。14歳のトリクシィがボーイフレンドから暴行を受け、心に深い傷を負ったのだ。世間の冷たい視線にさらされ、彼女の苦しみは頂点に達する。娘をなんとか守ろうとする両親だったが、一家は思いもよらない真実に次々と直面することとなる。ローラは不貞を告白せざるをえなくなり、一方ダニエルの内部では、遠い昔に葬った荒々しい人格が呼び覚まされる。そして被害者のトリクシィ自身の供述にも、ほころびが生じてくる。三人三様に身にまとっていた偽りがひとつずつ剥がされ、やがて最悪の事態が一家を……。『わたしのなかのあなた』で全米に衝撃を与えた著者による、家族の崩壊と再生の物語。

 家族だからこそ見抜けなかった嘘、家族だからこそ隠し通そうとした事実。そうあいた数々の偽りが家族の絆を揺るがし、物語は衝撃的な結末へと突き進んでいく。心の襞を丹念に描くいつもの手法に加え、謎解きの要素や、クライマックスには冒険物語のようなスリルもあって、ひときわ重厚な仕上がりだ。(訳者あとがきより)

 ボーイフレンドの謎の死。他殺だとした時に考えられる犯人は・・・。さらにこの本の圧巻は、ダニエルが描いたという設定で、ダスティン・ウィーヴァーの手になる漫画(アメリカンコミック)が挿入されていることです。(絵に隠された文字を集めると・・・)読み応えのある本でした。

11月25日(水)         「すべては遠い幻」

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 ディーリア・ホプキンズ、32歳。幼いときに母親を亡くし、以来父親の手ひとつで育てられた。父の深い愛情に包まれ、何不自由ない少女時代ではあったが、やはり母のいない寂しさは埋めようがなかった。母が生きていてくれたら、とことあるごとに夢見ながらおとなになった。ところがある日、衝撃的な出来事が起こる。父の逮捕。容疑は28年まえの幼児誘拐。被害者はなんと、当時4歳だったディーリア自身。離婚した妻のもとから彼女を連れ出して、28年間、身分を偽り、真実をひた隠しにして生きてきたのだった。ディーリアは激しく動揺する。愛する父が犯罪者? 母は生きているの? わたしはほんとうは誰なの? 幻のように消えてしまった自分の過去を探る彼女は、やがて苛酷な真実と向き合うことに……。誘拐、アルコール依存、親子関係など、答えの出せないさまざまな問題を読者に突きつける意欲作。

 さまざまな問題をうまく構成した内容ですが、途中冗長な感じがした。ディーリアの小さい時からの近所の男友達が、弁護人と新聞記者で絡む構成も違和感がある。<愛する父が犯罪者? 母は生きているの? わたしはほんとうは誰なの? 幻のように消えてしまった自分の過去を探る彼女は、やがて苛酷な真実と向き合うことに……。> この辺は一気に読み進むのですが。

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Author:やまさん
 趣味はいろいろあるのですが、時間とお金の使い方が巧くいかない。
(時間があるときに限って、お金がなかったり)
映画鑑賞、読書(映画の原作を先に読むことも多い)
登山(ハードな山登りもこなすために日頃のトレーニングで汗をかく)
釣り(防波堤や浜での海釣り)
コンピュータのソフトを使い、書籍や雑誌、切り抜きの整理・・

 気軽に何でも書き込みして下さい(場所も気にしないでいいです)。

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