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湖のほとりで

12月23日(水)       「湖のほとりで」  
      
mizuumi.jpg北イタリアの小さな村の湖のほとりで、美しい少女アンナの死体が見つかる。殺人事件として捜査の陣頭指揮をとるベテラン警部のサンツィオは、争った跡がないことから、顔見知りでしかも彼女を深く愛していた者の犯行と推測する。アンナを溺愛していた父親、第一発見者のマリオとその父親、恋人のロベルト、ベビーシッターをしていた赤ん坊の両親らの証言から生前のアンナの実像に迫りつつ容疑者を絞り込んで行くのだった…。

人は愛ゆえに憎み、傷つけ、苦悩する。やるせない秘密を抱えながら。そんな心のひだを静謐さの中にも鮮烈に浮かび上がらせた新鋭アンドレア・モライヨーリは、「赤いシュート」「息子の部屋」の異才ナンニ・モレッティの助監督を長年つとめ、この初監督作でイタリアのアカデミー賞にあたるダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞で史上最多の10部門独占の快挙をやってのけた。

  ノルウェイ出身の”ミステリーの女王”カリン・フォッサムの原作(「見知らぬ男の視線」)はヨーロッパほか20カ国で翻訳・出版されている。「ノルウェイのフィヨルドを舞台に家族の問題や絆が描かれたこの小説を原作に選んだのは、この物語の持つ固有の人間性や感覚を変えることなく、舞台をイタリアに移して描ける可能性を見出したからだ」と話す監督は、北イタリアのフリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州へと舞台を移して本作を作り上げた。

 日常生活の中で抱える苦悩や葛藤が、静かな演出の中で見事に描かれている。そして、アンナが貫いた信念や愛が伝わってくる。ミステリーというよりも上質な人間ドラマである。原作も気になります。

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 趣味はいろいろあるのですが、時間とお金の使い方が巧くいかない。
(時間があるときに限って、お金がなかったり)
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登山(ハードな山登りもこなすために日頃のトレーニングで汗をかく)
釣り(防波堤や浜での海釣り)
コンピュータのソフトを使い、書籍や雑誌、切り抜きの整理・・

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