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ブーリン家の姉妹2

8月9日(月)     ブーリン家の姉妹2   <愛憎の王冠>

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6人もの妻を娶ったイングランド国王ヘンリー8世亡き後、王位を継いだエドワード6世が病弱だったゆえ、水面下では継承者争いが勃発。最初の王妃の娘メアリーと、二番目の王妃で悪名高きアン・ブーリンの娘エリザベスを中心とした醜い争いに、ダドリーをはじめとする貴族らが激しく絡む。女王に道化として仕えたハンナの目を通して語られる裏切りと愛憎の英国版“大奥”の物語、決定版。

女王となったメアリーは、カトリック国家維持のためスペイン王子フェリペと結婚。一方、宮廷に戻ったエリザベスは、健康と美を取り戻し人びとを魅了する。悪天候に大凶作、フランスとの争い、民衆を震え上がらせる“異端者狩り”。国民がメアリー女王に反感を覚える事柄が続き、誰もが女王を見限ろうとするなか、エリザベスがとった行動は?女王の道化ハンナの運命は?息を呑む王冠を巡る愛憎劇。


 ヘンリー8世のあと、エドワード6世(3番目の王妃ジェーン・シーモアとの子)、ジェーン・グレイ(9日間だけ在位)、そしてメアリー(メアリー1世=”ブラッディ・メアリー” 最初の王妃キャサリン・オブ・アラゴンとの子 *1)、そしてエリザベス(エリザベス1世 2番目の王妃アン・ブーリンとの子 *2)と続く時代を描く。


 王妃であった母キャサリンが父ヘンリー8世から一方的に離婚を突きつけられてしまい、監禁状態におかれた母との面会や文通を禁じられ、さびしい少女時代を送る。また、メアリーの教育係であったソールズベリ伯爵夫人マーガレットがヘンリー8世とアン・ブーリンの結婚に反対したため、王妃となったアンはメアリーの王女位を停止。エリザベスが生まれると、庶子に降格された上、エリザベスの侍女にさせられるという屈辱に見舞われた。」それから10年を経て、父の最後の妃キャサリン・パーのとりなしによってようやく王女位に復したが、異母妹エリザベスへの憎悪は消えなかった。*1

 父親の才能を受け継ぎ、ラテン語、ギリシャ語、フランス語、イタリア語を流暢に話せ、音楽の才能もあった。当時は国家基盤が弱小であった英国の独立を維持、大航海時代において世界貿易で隆盛を見せたことから”Gloriana”とも称される。わずか2歳のとき母が処刑という悲惨な末路を辿り、自身も庶子に降格されて不遇な少女時代を送る。父王の妃キャサリン・パーによってようやく王女の身分に戻るものの、異母姉メアリー1世の在世中はロンドン塔に幽閉されるなど、辛酸を舐める。*2

 中世ヨーロッパの宮廷につきものと言えば、宮廷道化師!おもしろいことを言ったりやったりして王や廷臣たちを笑わせ、楽しませる役割を担っていた。本書の主人公は、霊能力をもつユダヤ人の少女(作者の創作)。

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 趣味はいろいろあるのですが、時間とお金の使い方が巧くいかない。
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