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3月の本2冊

3月20日(日)    「オリクスとクレイク」    (マーガレット・アトウッド著)

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  人類がいなくなった海辺で、スノーマンは夢うつつを漂っている。思い出すのは、文明があったころの社会。スノーマンがまだジミーという名前だった少年時代。高校でめぐりあった親友クレイクとかわした会話。最愛の人オリクスとのひととき―。誰がこんな世界を望んでいたのだろうか。そして、自分はなにをしてしまったのだろうか。カナダを代表する作家マーガレット・アトウットが透徹した視点で描き出す、ありうるかもしれない未来の物語。

 あのころ、人類には文明があり、腕時計は毎日、確かな時を刻んでいた。思い上がった方法で文明を暴走させ、自然を破壊し、動植物を滅ぼし、自らが築き上げてきた社会の秩序とシステムを完全に破壊してしまった人類は、何を望んでいたのか。なぜ、そんな結末になったのか。ブッカー賞受賞の女流作家による壮絶な人類の未来図。

 「昏き目の暗殺者」の強烈な印象が残ってます。今回もグングンと読み進んでました。あり得る未来図であると自ら語り、単なるSF小説ではない内容にも頷ける。


3月24日(木)    「フェイスブック 若き天才の野望」    (D・カークパトリック著)

    facebook.jpg

 フェイスブックの若き天才CEO(最高経営責任者)、マーク・ザッカーバーグ。彼が掲げる「フェイスブックで世界をもっとオープンな場所にする!」という揺るぎないビジョンと魅力に、ハーバード大の仲間やシリコンバレーの起業家、ベンチャーキャピタル、大企業の経営者たちが次々と吸い寄せられる。マイクロソフトのスティーブ・バルマーCEOやヤフーはどうにかして買収しようと、躍起になる。提示される買収金額は8億ドル、10億ドル、20億ドル、150億ドル…と飛躍的に増えたが、それでもザッカーバーグはフェイスブックを売らなかった。本書では、26歳の天才CEOの成功と苦悩、そして野望を生き生きと描き出す。

 本書の解説にこの本の魅力について2点が挙げられている。急激な成長を遂げつつあり、全米のみならず全世界が注目すべき新興企業の生い立ちとその成長に関する内幕を追った筆致。ソーシャルネットワーク、ひいては過去・現在そしてこれからのインターネットのあり方について示唆に富んでいる点。最後の方に出てきた次の比較が興味深い。フェイスブックのここ数年来の注目語が、「ダサい奴になるな(Don't be lame)」だ。その意味は、もっと金を儲けるためだけや、みんながやれと言うからというだけの理由で何かをするな、」ということだという。
これは、グーグルの「邪悪になるな(Don't be evil)」と対照をなす。

 映画化作品の「ソーシャルネットワーク」は、もう一人の人物からみたフェイスブック?! 見かたにによる印象もこの本とは違うのかな。映画は見てません!

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やまさん

Author:やまさん
 趣味はいろいろあるのですが、時間とお金の使い方が巧くいかない。
(時間があるときに限って、お金がなかったり)
映画鑑賞、読書(映画の原作を先に読むことも多い)
登山(ハードな山登りもこなすために日頃のトレーニングで汗をかく)
釣り(防波堤や浜での海釣り)
コンピュータのソフトを使い、書籍や雑誌、切り抜きの整理・・

 気軽に何でも書き込みして下さい(場所も気にしないでいいです)。

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