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ナンネル・モーツァルト

7月18日(月)       「ナンネル・モーツァルト 哀しみの旅路」

   nannerl.jpg

 「夕映えの道」のルネ・フェレがメガホンを取り、天才音楽家として有名なモーツァルトの姉にスポットを当てた人間ドラマ。自らも豊かな音楽の才能に恵まれながら、生涯注目されることのなかった女性の青春の光と影を映し出す。豪華なベルサイユ宮殿を舞台に展開する神童の姉の知られざる人生に驚嘆する。

 <もしも男として生まれていたら、私たちの運命は違ったはず。世を支配したかも、あなたは音楽で、私は政治で> 枢機卿によって村の修道院に監禁され、やがて自らの意志によってサン・ドニ修道院の請願者となったルイ15世の末娘ルイーズがナンネルに語る台詞です。ナンネルを演じるのは、監督の実の娘マリー・フェレ。ルイーズを演じるのがマリー・フェレの実の妹リザ・フェレです。教育熱心な父親を「ランジェ公爵夫人」のマルク・バルベが好演する。時代の犠牲になったとも思われる思いが力強く伝わってくる。映画はエンディングでその後のナンネルの生涯を字幕でしめくくる。

 フェレ監督は、巨人的な存在である彫刻家ロダンと強い絆で結ばれながら永遠に彼の陰に生きた女性彫刻家カミーユ・クローデルや、同じように偉大なる作家ヴィクトル・ユゴーの、小説家になるという夢を絶たれた実の娘アデル・ユゴーのように、自らの人生を芸術の犠牲者としてしか生きられなかった女性に想いをはせてこの映画を作ったという。ブリュノ・ニュイッテン監督の「カミーユ・クローデル」とフランソワ・トリュフォー監督の「アデルの恋の物語」でヒロインを演じたイザベル・アジャーニを思い出します。

 音楽の才能に恵まれながら夢を絶たれた女性にマーラーの妻アルマシューマンの妻クララなどの様子も映画で鑑賞できます。タイトルは 「マーラー 君に捧げるアダージョ」と「クララ・シューマン 愛の協奏曲」 こちらもお薦めです。

 映画特集大3作目の「ショパン 愛と哀しみの旋律」も公開されました。いつ観に行くか悩んでます。
 
                                   
 

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 趣味はいろいろあるのですが、時間とお金の使い方が巧くいかない。
(時間があるときに限って、お金がなかったり)
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登山(ハードな山登りもこなすために日頃のトレーニングで汗をかく)
釣り(防波堤や浜での海釣り)
コンピュータのソフトを使い、書籍や雑誌、切り抜きの整理・・

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