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本と本の間

9月7日(水)       「慈しみの女神たち」 (上)     (ジョナサン・リテル著 集英社)   

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 「恐るべき小説だ。二段組上下巻系1000頁近いその浩瀚さもさることながら、執筆時38歳という作者の年齢、ハイパーリアルな筆致で描きこまれた細部の膨大さ、ゴングール賞とアカデミー・フランセーズ文学大賞ダブル受賞という栄冠に加え、全世界で130万部を売った問題作。すべてが桁外れだ」(7/24 朝日新聞)を読んでから気になっていた。貸出中だったので予約しておいたら、2冊同時に借りれた。2週間で上巻しか読むことができなかったので、下巻だけ延長しようとしたのですが予約の人が優先ということで返した。連絡があるまで待たねばなりません。そして、9月30日借りることができました。10月2日読み始めましたが、その間に読んだ他の本のことを書きます。この本の感想は下巻を読んでから書きます!



9月27日(火) 「新藤兼人伝」 未完の日本映画史  (小野民樹著 白水社)

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 「この夏、99歳を数える映画監督新藤兼人の最後の作品「一枚のハガキ」が公開された。『新藤兼人伝』は、白寿にしてなお現役にある監督の評伝であるが、同時に、時代ごとの、映画製作の現場を生き生きと伝える日本映画史ともなっている。」(9/4 朝日新聞)とあったので早速借りて読むことにしました。



9月28日(水)     「紅梅」      (津村 節子著 文芸春秋)
 
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 2005年2月に舌癌の放射線治療を受けてから一年後、よもやの膵臓癌告知。全摘手術のあと、夫は「いい死に方はないかな」とつぶやくようになった。退院後は夫婦水入らずの平穏な日々が訪れるも、癌は転移し、夫は自らの死が近づいていることを強く意識する。一方で締め切りを抱え満足に看病ができない妻は、小説を書く女なんて最低だ、と自分を責める。そしてある晩自宅のベッドで、夫は突然思いもよらない行動を起こす―一年半にわたる吉村氏の闘病と死を、妻と作家両方の目から見つめ、全身全霊をこめて純文学に昇華させた衝撃作。
 
 「闘病記を超えて内省的告白の書」(朝日新聞 8月7日 評:逢坂剛)



10月2日(日)      「わたしの渡世日記」   (高峰 秀子著 文春文庫 上下)

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 「「あなたの一番好きな映画は?」と質問されることがよくある。そんな時、頭には数々の名作が浮かぶが、私は迷わず「名もなく貧しく美しく」(松山善三監督)と答えることにしている。著者はその主演女優である。」こんな書き出しで紹介されていた。(新潟日報 9月18日 評:林海象(映画監督))

 女優・高峰秀子は、いかにして生まれたか―複雑な家庭環境、義母との確執、映画デビュー、養父・東海林太郎との別れ、青年・黒沢明との初恋など、波瀾の半生を常に明るく前向きに生きた著者が、ユーモアあふれる筆で綴った、日本エッセイスト・クラブ賞受賞の傑作自叙エッセイ。映画スチール写真、ブロマイドなども多数掲載。


10月16日(日)       「慈しみの女神たち」 (下)     (ジョナサン・リテル著 集英社)   

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 やっと読み終えました、というか疲れた。途中何度も止めようと思ったが、上巻を読んだので飛ばし読みも含めて終えた。8月24日から読み始めたのでした!
 
 悪名高い親衛隊員だった語り手マクシミリアン(通称マックス)・アウエが何故、戦後何十年ものあいだ、フランスで平穏な生活を送ることができたのか。この謎が、回想の終わり待たねばならない。家族関係の部分は、アイスキュロスの<オレステイア>三部作を範型として組み立てられているなどと書かれていても難しい。刊行から2年でかなりの部数が売れたようだが、ここ何年かのフランスでは異例だという。

 歴史的な事実を超えて、人間すべてに関わる問題がここには提出されている。(歴史学者ピエール・ノラ)

 この小説が生まれた発端は、第二次大戦中モスクワ付近で、ドイツ軍に虐殺されたロシアのパルチザンの女性の写真に、作者が触発されて、戦争とは何であるのか、戦争で死ぬこと、殺すこと、殺されることは人間にとってどんな意味があるのか考えはじめという。やがてナチ親衛隊員の回想という形式を考え、あるNGOで平和のための活動に携わるかたわら、いろいろな場面の断片を書きとめる作業を、十年近く続けたとも。

 しばらくはもっと軽い気持ちで読めるものを探します。


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やまさん

Author:やまさん
 趣味はいろいろあるのですが、時間とお金の使い方が巧くいかない。
(時間があるときに限って、お金がなかったり)
映画鑑賞、読書(映画の原作を先に読むことも多い)
登山(ハードな山登りもこなすために日頃のトレーニングで汗をかく)
釣り(防波堤や浜での海釣り)
コンピュータのソフトを使い、書籍や雑誌、切り抜きの整理・・

 気軽に何でも書き込みして下さい(場所も気にしないでいいです)。

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