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リヴァトン館

9月24日(月)         リヴァトン館        (ケイト・モートン著)

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 母ひとり子ひとりの孤独な暮らしから、上流のメイドに。戸惑いながらも上流の暮らしと人々に惹かれていくグレイス。屋敷に滞在する当主の孫兄妹と触れ合ううち、同い年のお嬢様とは切っても切れない絆も生まれた。だが、そんな生活もせまりくる戦争の足音に しだいにくるわされてゆき――そしてついにあの悲劇は起こった。リヴァトン館が、そしてグレイスが抱えていた秘密とは何だったのか? 古きよき英国の香りを漂わせながら、人の心に巣くう愛憎を見事に描きだす、傑作ミステリ。

 記念すべきデビュー作でもある本書(原題The Shifting Fog)が2006年に母国で発表されるや、たちまちベストセラーとなった。イギリスではThe House at Rivertonと改題され、2007年にサンデータイムズ紙のベストセラー1位に。英テレビ・チャンネル4の人気バラエティ番組『リチャード&ジュディ・ショー』の夏の推薦図書にも選ばれ、ロングセラー化した。 2008年には図書館で最も多く貸し出された本として『ハリー・ポッターと死の秘宝』に次いで第2位に。さらにアメリカでもニューヨークタイムズ紙のベストセラー入りをし、その後も広く世界各国で出版され、amazon.comのベストブック・オブ・2008にも選ばれた。

 「忘れられた花園」を読んでから、他の作品を探していたら今年の5月に文庫本で出版されていた。第1部をゆっくり読んでいたが、第2部に入ってからグイグイ引っ張られあっという間に読み進んでました。ケイト・モートンは読者として、また研究者として、本書のようにゴシック風の技法を用いる小説に興味をもってきた。クイーンズランド大学で英文学を専攻し、首席で卒業した。修士課程でヴィクトリア朝文学の悲劇的作品を、博士課程ではゴシック小説とミステリーを融合した現代文学を研究している。
 
 過去に付きまとわれる現在。家族の秘密へのこだわり。抑圧された記憶に再生。タラいいテクノロジーや移ろいゆく秩序に対する危惧。女性にとって閉鎖的な環境とそれに伴う閉所恐怖。裏表のあるキャラクター。‥‥‥こうしたことに関心をもち、ひおかの作品もよみたいという読者のために作者が挙げてる作品を書いておきます。
トマス・H・クック『緋色の記憶』、A・S・バイアット『抱擁』、マーガレット・アトウッド『昏き目の暗殺者』、モーラ・ジョス『夢の破片』、バーバラ・ヴァイン『死との抱擁』。 (青は読んだが、他も気になる)

 次に読みたい本は、カルロス・ルイス・サフォンの『天使のゲーム』です。1作目の『風の影』(凄く面白かった!)は、本書が終わったところから始まるという!?



 

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 趣味はいろいろあるのですが、時間とお金の使い方が巧くいかない。
(時間があるときに限って、お金がなかったり)
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登山(ハードな山登りもこなすために日頃のトレーニングで汗をかく)
釣り(防波堤や浜での海釣り)
コンピュータのソフトを使い、書籍や雑誌、切り抜きの整理・・

 気軽に何でも書き込みして下さい(場所も気にしないでいいです)。

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