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最強のふたり

9月25日(火)         「最強のふたり」

   Saikyo1  

 パラグライダーの事故で首から下が麻痺してしまった富豪のフィリップ。介護役として雇われたのは、刑務所を出所したばかりの黒人青年ドリスだった。実話を基に、ふたりの男の交流を笑いと涙を交えて描く人間ドラマ。本国フランスやドイツで大ヒットを記録し、第24回東京国際映画祭では最優秀作品賞の東京サクラグランプリと最優秀男優賞を受賞。

 本作は実話を基に描かれており、フィリップとアブデルのドキュメンタリーに感銘を受けたオリヴィエ・ナカシュとエリック・トレダノの両監督が映画化を希望し、直接フィリップに会いに行ったという。フィリップは両監督に「映画化するなら、コミカルに描いてほしい。この話はユーモアを込めてこそ、真実に近づくんだ」と頼み、両監督はフィリップに脚本全てに目を通してもらうことで、物語にリアルさが増し、コミカルな脚本に仕上がったという。また、映画化に際し、アブデルの名前はドリスに変えられた。

 ふたりの相違は、音楽の好みに端的に表れている。フィリップは、ヴィヴァルディやバッハなどのクラシックや、オペラである。ドリスは、アース・ウインド&ファイヤーや、クール&ザ・ギャングである。フィリップの誕生日を祝うコンサートのシーンがある。フィリップは、楽団にヴィヴァルディの「四季」から「夏」をリクエストする。ドリスは、踊れない音楽に興味はないと、言い放つ。バッハの曲を聞いても、「まるで裸で笑いながら走っている人々だ」と、正直に感想を述べる。ドリスにとっては、バッハの無伴奏チェロ組曲は、コーヒーのCM曲であり、リムスキー・コルサコフの「熊蜂の飛行」は、「トムとジェリー」、ヴィヴァルディの「四季」の「春」は、「こちらは職業安定所です。順番にお繋ぎします」という職安の電話のBGMなのである。ドリスは、俺の音楽はこれだとばかり、アース・ウィンド&ファイアーの「ブギー・ワンダーランド」を流して、踊り出す。

 ラストシーンが良い。そしてエンディング。この映画は実在の人物をモデルにしていると最初にあったが、何と本物の二人が小さな画像で登場していた。久しぶりに劇場で見た映画は、良い気分に浸れました。

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 趣味はいろいろあるのですが、時間とお金の使い方が巧くいかない。
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釣り(防波堤や浜での海釣り)
コンピュータのソフトを使い、書籍や雑誌、切り抜きの整理・・

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