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読んで、観た2作品

10月26日(日)     「ブーリン家の姉妹」

 文庫本の下巻に入ったとき、映画館で観てしまった。本と多少異なるが、筋を追った感じが強い。ヘンリーの離婚問題に関連したトマス・モアも出てくることもないなど歴史的に重要な部分が割愛されて残念。(「わが命つきるとも」を是非観てほしい) 文庫本2冊(各500頁)は読みごたえがある。

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11月3日(月)     「ランジェ侯爵夫人」

 6月にバルザックの原作本を読んでいた。アンリ・トロワイヤ著の「バルザック伝」を読んでから、どうしようもない人間性がイヤになった。いろんな(変わった)経験をしたことで、多くの作品を残したと思われる。映画「従妹ベット」は観てます。ジャック・リヴェット監督は、<名作を忠実に、完璧なまでの美しさで完全映画化>した(ちらしより)。
 社交界の華ランジェ侯爵夫人とナポレオン軍の英雄モンリヴォーの電撃的な出会いから始まり、その後の恋の駆け引き・・・。本で味わったものが映像でも鮮やかに描かれてました。冒頭のシーンが再会の場面であったのは意外であった。
 今回は、地方の小さな映画館で観たのですが、椅子もよくなく駐車料の負担など条件が悪すぎた。すばらしい作品だったのがせめてもの救いでした。

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 歴史がらみの本も読みたくなりました。アレクサンドル・デュマ著「メアリー・スチュアート」も借りてます。

この記事へのコメント

長編! - やまさん - 2008年11月08日 22:15:26

 ジョン・アーヴィングの2冊は読んでます。「また会う日まで」は内容が前に読んだのに似ている?ことと話が逸れてなかなか戻らないことなどで断念しました。この作品も長い。
 現在読んでいる本「われらが歌う時」(リチャード・パワーズ著)も500頁をこえる2冊本で時間がかかってます。
 「さらば、ベルリン」の原作も文庫二分冊という長大なものだそうです。読みたい作品も多く(図書館から2冊借りてます)大変です。

 今日(8日)は、映画「まぼろしの邪馬台国」を観てきました。関連本も興味あります。

洋画の原作 - - 2008年11月06日 21:43:08

こんばんは!
洋画の原作の質問をいただいていたのに返事が送れて申し訳ありません。正直言って、ほとんど読んでないんです。
なかでも、ジョン・アーヴィング「未亡人の一年 」が、強く印象に残っています。「ドア・イン・ザ・フロア」のその後が気になり、読みましたが、上下巻で、量も内容も読み応えがありました。
DVDで「さらば、ベルリン」を見ましたが、映画だけでは、さらっと扱っている部分があるので、この原作は読んでも面白そうと思いました。(読むかどうかは未定)
「ブーリン家の姉妹」見に行く予定です。

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Author:やまさん
 趣味はいろいろあるのですが、時間とお金の使い方が巧くいかない。
(時間があるときに限って、お金がなかったり)
映画鑑賞、読書(映画の原作を先に読むことも多い)
登山(ハードな山登りもこなすために日頃のトレーニングで汗をかく)
釣り(防波堤や浜での海釣り)
コンピュータのソフトを使い、書籍や雑誌、切り抜きの整理・・

 気軽に何でも書き込みして下さい(場所も気にしないでいいです)。

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