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読書2冊

12月2日(火)  「コレラの時代の愛」   (G・ガルシア・マルケス著 新潮社)

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 19世紀小説の技法を駆使して、1860年代から1930年代(コレラが猖獗をきわめた時代)のコロンビアの地方都市とそこに生きる人々の姿を鮮やかに描いている。タイトルや映画が気になって読んでみた。主人公をとりまく多くの人物も印象に残る。「百年の孤独」や「族長の秋」などに比べてかなり読みやすい作品だそうです(この2作品は読んでません)。「コレラの時代の愛」の映画が気になるのですが、全編英語?!なのにがっかり。

フロレンティーナ・アリーサは、51年9か月と4日待ち続けた。相手の女性フェルミーナ・ダーサは彼を捨てて別の男性と結婚し、子供はもちろん、孫までいる年齢になっていたが、それでもまだ待ち続けた。もはや現実を超えた幻想の領域に属する。

12月10日(水)  「ラブイユーズ」   (バルザック著 藤原書店)

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 主人公フィリップ・ブリドーは元ナポレオン軍兵士で、放蕩無頼のかぎりを尽くしたあげくパリを追放される。彼は母アガトの故郷の田舎町イスーダンにやってくるが、そこではアガトの兄ジャン=ジャック・ルージェの莫大な財産をねらって、ルージェの内縁の妻フロール・ブラジエ(通称「ラブイユーズ」)と兵隊あがりの乱暴者マクサンス・ジレ(通称マックス)がひそかな陰謀をたくらんでいた。そこに性悪という点では一歩も引けをとらぬフィリップが割り込んでくることになる―こんなふうに話が展開してゆく「ラブイユーズ」は、悪漢小説として無類のおもしろさをそなえているばかりではなく、制御不能の欲望や情熱に翻弄される人間の不幸をとことん描ききって余すところがない。「ランジェ公爵夫人」を読んでからバルザック作品を探していて読んでみたくなった本です。タイトルにひかれたのかも。一気に読み進めます。

 本文中にもラブイユーズという職業の説明は出てきますが、枝で川を叩いてザリガニをおびき寄せて網に引っかける、その川を叩く係をやっていた小娘のことで、この小娘が抗shぽくな爺さんに拾われて、その後、大変な悪女に育っていく。「無頼一代記」という副題がついてますが、これはブリドー兄弟の兄フィリップの甘やかされて育った悪党の一代記ということ。

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 趣味はいろいろあるのですが、時間とお金の使い方が巧くいかない。
(時間があるときに限って、お金がなかったり)
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登山(ハードな山登りもこなすために日頃のトレーニングで汗をかく)
釣り(防波堤や浜での海釣り)
コンピュータのソフトを使い、書籍や雑誌、切り抜きの整理・・

 気軽に何でも書き込みして下さい(場所も気にしないでいいです)。

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