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映画4本

11月29日(土)   「譜めくりの女」       12月6日(土)   「再会の街で」

  物静かな少女メラニーの夢は、ピアニストになること。しかし、コンセルヴァトワールの実技試験で、審査員である人気ピアニスト、アリアーヌが取った無神経な態度に翻弄され、ピアニストへの夢を捨てる。やがて怪しいまでに美しく成長したメラニーは、アリアーヌとの再開を果たす。そうとは知らないアリアーヌは、メラニーに演奏会の成功の鍵を握る”譜めくり”を依頼し、やがて絶大な信頼を寄せていくのだが・・・。 「ゆりかごを揺らす手」という映画を思い出しました。こちらはベビーシッターとして家族へ入り込む・・

 情熱と絶望を内に秘め、美しく危険な香りのするメラニー役はデボラ・フランソワ(「ある子供」ではセザール賞最優秀新人女優賞に輝く)、そして不安とプライドを抱えるピアニストの心理を巧みに演じたアリアーヌ役は、カトリーヌ・フロ。監督のドゥニ・デルクールは、高い評価を受けるヴィオラ奏者でもあり、現在、フランス・ストラスブール国立音楽院教授というフランス映画界きっての逸材である。ぱり国立音楽院時代には、プレイエル、カーネギーといった世界一流の舞台でソロ演奏も行っている。長編第5作目となる「譜めくりの女」で、一曲のクラシック音楽作品さながらにドラマを仕立て、また演奏家たちの緊張や不安といった巧みな心理が描けるのも、こうした経歴をもつデルクールならではと言える。
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 愛する者を失くした男と、愛する者見失った男。大学のルームメートだった二人が、ニューヨークの街角で出会った・・。アランドン・チードル=「ホテル・ルワンダ」)はニューヨークの歯科医、仕事は順調、美しい妻と愛する二人の娘に恵まれ、他人から見れば文句のつけようのない人生を送っていた。ある日アランは、9.11の飛行機事故で妻子を失くし、消息がわからなくなっていた大学時代のルームメイト、チャーリーアダム・サンドラー=「パンチドランク・ラブ」)を街で見かける。ぼさぼさの頭、だぶだぶの服にペンキ缶をさげたその格好は、とても成功した歯科医とは思えない。アランは渋滞の車越しに呼びかけるが、彼の声は届かない。

11月29日(土) 「奇跡のシンフォニー」   30日(日) 「いつか眠りにつく前に」

 名子役フレディ・ハイモア(=「ネバーランド」「チャーリーとチョコレート工場」)主演の感動ドラマ。両親の行方を追う少年の姿を、クラシック、ロックなどの美しいメロディに乗せてつづる。本作では、3つの再会のストーリーが交錯している。少年の冒険物語と並行して両親の愛の物語も同時に進行しているのだ。それが、家族の絆の深さを訴え、ラストの感動をよりドラマチックに仕立てている。エヴァンは元ストリートミュージシャンと出会い、ギターを手にしたことで、音楽の才能を開花させ、ジュリアード音楽院に入学。ニューヨークに来たことが、エヴァンの音楽人生を輝かせることに。一方で、エヴァンの出生の秘密も明らかになっていく。彼の両親は、チェリストのライラとロックミュージシャンのルイス。11年前にコンサートのためニューヨークに来ていた2人は瞬間的に恋に落ち、出会ったその日にベッドイン。チェロを演奏するライラと、ギターをかき鳴らすルイスのステージシーンが、交互に映し出されるシーンでは、まったく別の楽曲を演奏しているにも関わらず部分的に曲がシンクロし、見事なシンフォニック・ロックを奏でている。
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 人生の終わりを目の前にして、たった二日間で終わってしまった恋を思い返す老女と、そんな彼女を看病しながら自分の人生を見つめ直す2人の娘の物語。出演シーンの大半をベッドに横たわったままにも関わらず、強烈な印象を残すアンを演じるのは、ヴァネッサ・レッドグレイヴ。アカデミーの常連、メリル・ストリープが親友ライラ役で顔を見せる。メリルの実の娘メイミー・ガマーが若き日のライラを、またヴァネッサの娘ナターシャ・リチャードソンがアンの長女役で出演と、二組の豪華親子共演も見どころ。若き日のアン役のクレア・デインズが初披露した歌声も聞きごたえあり。

12月12日(金)   「シルク」

 19世紀フランス。戦地から故郷に戻った青年、エルヴェは、製糸業を営むヴァルダヴューから、蚕卵を入手するためアフリカ行きを依頼される。危険な旅を経て、蚕卵を持ち帰ると、それで得た富で美しい女性、エレーヌと結婚。自らも製糸工場を経営し、結婚生活は順風万帆であった。しかし、アフリカの蚕が病気にやられ、新婚のエルヴェに再び買い付けの依頼が。しかも、行く先はアフリカより遥かに遠い日本だった…。

 「海の上のピアニスト」の原作で知られるアレッサンドロ・バリッコの3作目「絹」を映画化。何とも幻想的な小説は、映画にしない方がよかった気がする。(「海の上のピアニスト」の映画化は素晴らしかった。)

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この記事へのコメント

返事が遅れました - やまさん - 2008年12月21日 21:34:24

 「シルク」は映画に入り込めずに終わった。何とも嘘っぽい内容でした。原作の幻想的な雰囲気を映画では巧く表現できなかったのかと思います。
今日、レンタル店で「あの日の指輪を持つきみへ」を見つけました。公開されたとき、映画館へ車で行ったのですが渋滞で見れなかった作品です。
アンナ・カヴァン著「氷」とケイト・アトキンソン著「博物館の裏庭で」を借りてきました。ナンシー・ヒューストン著「時のかさなり」とポール・オースター著「幻影の書」を先に読みたかったのですが、貸し出し中で遅くなりそうです。
映画や本の2008のベスト5など発表したいと思ってます。

心洗われる作品 - ポルカ - 2008年12月16日 17:10:40

やまさん、こんにちは~。
映画鑑賞、充実されてますね、4作品すべて未見です。
「シルク」は公開当時気になっていましたが、原作の方がよさそうですね。
先日「WALL・E」を観てきました♪
人間が捨てた地球のゴミを一人で黙々と片付けているウォーリーを見ていて、とても恥ずかしい気持ちになりました。
ほとんどセリフもなく、ロボットなのに感情が伝わってくるのが不思議でした。
とてもあたたかい気持ちになれるいい映画でしたよ。
冬に咲く桜、めずらしいですね~かわいいです。
静岡にも伊豆の河津桜が早咲きですが、2月上旬頃です♪

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Author:やまさん
 趣味はいろいろあるのですが、時間とお金の使い方が巧くいかない。
(時間があるときに限って、お金がなかったり)
映画鑑賞、読書(映画の原作を先に読むことも多い)
登山(ハードな山登りもこなすために日頃のトレーニングで汗をかく)
釣り(防波堤や浜での海釣り)
コンピュータのソフトを使い、書籍や雑誌、切り抜きの整理・・

 気軽に何でも書き込みして下さい(場所も気にしないでいいです)。

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