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新年です!

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            あけましておめでとうございます!

 ことしも宜しくお願いします。映画も多く観たいのですが本が中心になるかと思います。
年末から構成が興味深い年代記を2冊読みましたので紹介します。

   「博物館の裏庭で」  ( ケイト・アトキンソン著 )

 1952年、英国の古都ヨークの平凡な家庭に生まれたルビー・レノックス。一家はペットショップを営み、お店の2階に暮らしている。部屋の片隅に眠る、古ぼけた写真、ピンク色のボタン、ウサギの脚のお守り。そんな小さなものたちが、それぞれの時代の記憶を語り始める・・・・。はかない初恋や、家族とのいざこざ、異国への憧れ。そして、ルビーの母(=バンティ)の、祖母(=ネル)の、曾祖母(=アリス)たちの平穏な日々を突然奪っていった、2度の戦争。ルビーの人生を主旋律とする物語は、さかのぼる三代の女たちの人生と響き合いながら、一族の壮大な歴史を奏でる。第1章の1951年、懐妊から始まって第13章1992年、贖罪までルビーの人生を主旋律に、各章の終りには補注があり、ルビー以外の3人が登場します。
 ラスト近く、ルビーとパトリシアの会話にドキッとする。
「過去というのは、人生で棄ててきたものなのよ」(パトルシア)
「何、言ってるのさ。過去っていうのは、引きずって歩くものなのよ」(ルビー)
              ↓
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                                    ↑
   「時のかさなり」    ( ナンシー・ヒューストン著 )

  家族の歴史を書いた小説は山ほどある。たいてい、曾祖父あたりから世代を下ってくる年代記だ。この作品は逆に、章を追うごとに世代を遡る。しかも、語り手は常に六歳の子供だ。まず、現代風にスポイルされたアメリカの少年ソル(2004年)、次にその父親ランダル(1982年)、続いて祖母セイディ(1962年)。最後に、なぜかドイツで育った曾祖母クリスティーナ(1944-45年)。「時のかさなり」の深部に光が当たるにつれ、物語が充実していく。N・ヒューストンは、人間の悪や愚劣さを語りながら、それらに対する抵抗をも鮮やかに浮かび上がらせている。小説にこんな可能性があったとは!・・・そう驚かずにはいられない。"

 第二次世界大戦中、二十万人以上の子供がナチスに拉致され行方不明となった。戦後まもなく、その子供たちを家族のもとに送り返す救済活動が国連主導で行われたが、最近まであまり知られることのなかったこの事件について、ヒューストンは、国連の活動に従事した人物の手記を読んで衝撃を受け、それが作品執筆のきっかけになったという。第四章でこの様子が語られ、推理小説にも似た謎解きがなされる。
 

 最後に本のこととは関係ない昨日(2日)の庭でのことを紹介します。

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この記事へのコメント

今年もよろしく - やまさん - 2009年01月12日 15:30:56

>ポルカさん
「ラースとその彼女」は、予告編を見ました。
インターネットで注文した等身大のリアルドールとの恋愛関係に没頭する青年と、彼を取り巻く町の人々の人間模様が展開する・・・結末も気になる。
「ランジェ侯爵夫人」は、<巨匠リヴェット監督が、文豪バルザックの名作を映画化>と聞いて見たくなった作品です。原作をその前に読んでいたので、最初のシーンにも戸惑いませんでした!?
今年も映画も本も、山登りも更に頑張りたいです。

>佐緒さん
新サイトの報告有り難うございます。何度か訪ねてはいました。
リンクの変更しておきます。今年もよろしくお願いします。

本は、長短問わず週に1冊のペースで読んでいきたいと思ってます。
今は「ガラテイア2.2」を読んでます。人工知能がらみの不思議な恋愛小説です。
ギリシャ神話でピグマリオンが女神アフロディテをモデルにして、理想の女性像を彫刻でこしらえた。その彫刻の名がガラティアです。
次に読む本は3冊ほど決まってます・・・・

あけましておめでとうございます - 佐緒 - 2009年01月09日 16:44:52

今年もよろしく御願いいたします。
いつも書き込み、ありがとうございます。
読書のお話は参考になります。

今日はサイトのお知らせです。
Theater 5418は、映画・ドラマ・星樹館コーナーが
下記のアドレスへと移転となりました。
しばらくは、ニフティのサイト内に残しておきますが、
新規の更新は新しいサイトでのみとなります。
今までのサイトでは、育児(「Kaoruland」)と
日常(「独り言」)に関する日記を
更新していく予定です、多分。

新サイト http://www.theater5418.com/

新サイトが映画のメインになりますので
リンクの変更をしていただけたら嬉しいのですが
そのままでも結構です。新しい方に飛べるようにしてあるので。
今までのサイトのリンクコーナーは
やまさんの以前のホームページとブログの両方を
リンクしておきました。
今後ともよろしく御願いいたします。

春大吉 - ポルカ - 2009年01月07日 15:49:00

やまさん、明けましておめでとうございます。
お正月はどう過ごされましたか?
私は実家(さいたま)に帰りのんびりしてきました(笑)
新年最初の映画は「ヘルボーイ」と決めてますが(笑)「ラースとその彼女」も楽しみにしています。
くるみ、いい感じに仕上がりましたね~^^
「ランジェ侯爵夫人」は是非観てみたいです。
今年も自然の美しい写真楽しみにしてますね。
映画、その他のお話などまたお付き合いよろしくお願いいたします。

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プロフィール

やまさん

Author:やまさん
 趣味はいろいろあるのですが、時間とお金の使い方が巧くいかない。
(時間があるときに限って、お金がなかったり)
映画鑑賞、読書(映画の原作を先に読むことも多い)
登山(ハードな山登りもこなすために日頃のトレーニングで汗をかく)
釣り(防波堤や浜での海釣り)
コンピュータのソフトを使い、書籍や雑誌、切り抜きの整理・・

 気軽に何でも書き込みして下さい(場所も気にしないでいいです)。

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